ふたをおさえるのが正解?「急須」と「ティーポット」で異なるマナーとは

 

おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。

マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。

今週のテーマ:違いを知っておきたい!「ティーポット」と「急須」のマナー

きゅうす

日本では「両手で」が礼儀正しく、美しい所作とされています。

ですので、日本茶を注ぐときは、一般的には急須の蓋は反対側の手で押さえ、両手で扱うのがマナー。

紅茶

一方、紅茶を注ぐときは、急須と違ってティーポットを「片手で」扱うのがマナーとされています。この違い、ご存じでしたか?

理由は次の2つです。

  • 紅茶は熱々のお湯でいれるとおいしいとされており、ティーポットに手を添えられるということは、お湯の温度が低いということを意味してしまうから
  • もともと紅茶を注ぐとき、片手は『ティーポット』を持ち、もう片方の手は『茶こし』を持つから

蓋をおさえないと落ちるのでは?

紅茶 茶こし

実は、ティーポットの蓋の内側には急須と違って「ストッパー」が付いていることが多いんです!手を添えなくても蓋が落ちないように、工夫されているのですね。

お手持ちのティーポットを確認してみてください。(すべてのティーポットにストッパーが付いているとは限りません。蓋が落ちそうなときは、手を添えて、安全第一、臨機応変に対応してくださいね)

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日本と西洋で異なる、ポットの使いかたに関するマナー。

人と会ってお茶をしたり、おもてなしをしたりすることが増える年末年始。基本を押さえて、美しい所作やマナーで、自信を持って振る舞いましょう!

それでは、また次回!Have a ごきげん day!

☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

 

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毎日ごきげん!心地よく暮らすためのマナーレッスン

マナー講師 林慶子さんの「毎日ごきげん!心地よく暮らすためのマナーレッスン」
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林 慶子(マナー講師)

(好印象マナー講師)

福岡県出身。イギリスの幼稚園や小学校で日本文化を教えるインターンシップに参加後、こども英会話スクールマネージャー、アウトソーシング会社で新卒採用業務などの経験を経て、ANA客室乗務員として約11年勤務。
国内・国際線チーフパーサーや、国際線ファーストクラスを担当。インストラクターとして各種訓練に従事。在職中に心理カウンセラーの資格を取得。
ANA退職後、今まで培った経験と心理カウンセラーの資格を活かし、『好印象マナー講師』として起業。
LIFE JEWELER=人生を輝かせる人 として、カタチだけではなく心遣いを伝えるためのマナー、周りの人だけではなく自分もHappyになるマナーをコンセプトに、研修・講座を開催している。
【HP】https://lifejeweler.net/
【Instagram】https://www.instagram.com/life.jeweler/

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