おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:違いを知っておきたい!「ティーポット」と「急須」のマナー
日本では「両手で」が礼儀正しく、美しい所作とされています。
ですので、日本茶を注ぐときは、一般的には急須の蓋は反対側の手で押さえ、両手で扱うのがマナー。
一方、紅茶を注ぐときは、急須と違ってティーポットを「片手で」扱うのがマナーとされています。この違い、ご存じでしたか?
理由は次の2つです。
- 紅茶は熱々のお湯でいれるとおいしいとされており、ティーポットに手を添えられるということは、お湯の温度が低いということを意味してしまうから
- もともと紅茶を注ぐとき、片手は『ティーポット』を持ち、もう片方の手は『茶こし』を持つから
蓋をおさえないと落ちるのでは?
実は、ティーポットの蓋の内側には急須と違って「ストッパー」が付いていることが多いんです!手を添えなくても蓋が落ちないように、工夫されているのですね。
お手持ちのティーポットを確認してみてください。(すべてのティーポットにストッパーが付いているとは限りません。蓋が落ちそうなときは、手を添えて、安全第一、臨機応変に対応してくださいね)
左と右どっちから切るのが正解?フォークとナイフの使い方マナー
日本と西洋で異なる、ポットの使いかたに関するマナー。
人と会ってお茶をしたり、おもてなしをしたりすることが増える年末年始。基本を押さえて、美しい所作やマナーで、自信を持って振る舞いましょう!
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!