おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
整理収納アドバイザーになる前は、物欲との戦いに四苦八苦していました。あれが欲しい、これが欲しい。欲しいけど、お金がもったいないけど、欲しい。納得しないままあきらめ、フラストレーションがたまっていきました。
整理収納アドバイザーとなった今は、モノの持ち方が変化しました。今日は整理収納アドバイザー的、物欲との向き合い方をご紹介します。
【1】収納スペースを確保できるのか?
新しくモノを買うときは、収納場所を確保できているかの確認をしていますか?
大きなバケツが欲しくて、買い足したバケツ。こんな大きなものなら、なおさら収納場所の確保は必須です!
洗面脱衣所の棚上に収納場所を確保しました。
モノが増えた時に収納場所に困らないように、収納に余白を多く用意しておくことも大切です。
さきほどのバケツを棚上に置いてホコリが気になる場合は、脱衣所収納の最上段にも収納場所が用意してあります。
収納場所の予定もなくモノを増やしてしまうと、ついつい床に直置きしたり、何かの上に重ねて置いたりと、悪癖がついていきます。
【2】ひとつ手に入れたら、ひとつ手放す
「新作のマグカップが出た!ものすごくタイプの柄だから欲しい!」と物欲がわきあがりました。
ここで、ひと呼吸。新作のマグカップを新しく買って、それを収納する場所があるのか?
今あるお気に入りのマグカップを押しのけてまで、収納場所を確保できないことに気づきます。収納場所を確保できないと、モノがどんどんあふれていきます。
新しいモノが欲しいときは、ひとつ手に入れるならひとつ手放すというルールで物欲と戦ってみましょう!
【3】迷うなら買わない。迷う時点でそれはいらない。
お気に入りのキャニスターが並ぶコンロ横。このシリーズには、ほかにもいろんなサイズがあります。
他のサイズも買おうかなと悩んだこともありますが、そんな時は「買わない」を選択。とくに何かを入れたいという目的もなく、ただシリーズだからという理由で買おうか悩んでいました。これは今すぐに必要なものではありません。
ただ、後で「やっぱり買っておけばよかった…」と後悔することがあるかもしれません。買って後悔するより、買わずに後悔した方が金銭的なダメージはありません。
悩んだ末に「やっぱり買おう!」という決断ができたときは、本当に必要なモノだということです。
【4】ストックを買いすぎない
消耗品がお安くなっていると”もったいない”が先導して、今すぐ買わなければと感じてしまうものです。
ところが、買いすぎるとそれを収納する場所がない場合、「残念な収納スペース」になってしまいがちです。
くつしたのストックを買いすぎると、収納スペースからあふれ出してしまいます。
収納スペースに入る量なら管理がしやすいので、いつもきれいを維持できます◎
これは食品にも言えることです。お安いからと食品のストックを買いすぎると?消費期限や賞味期限を過ぎて、廃棄するなんてことにもなりかねません。
収納に収まる量でコントールして、安物買いの銭失いを防ぎましょう◎
まとめ
便利アイテムや素敵な食器が発売されると、物欲との戦いになります。まず、それを収納できるスペースがあるのかを問うようにしています。スペースがなければ、何かを手放してまで欲しいものなのかを自問自答。
便利なアイテムやお気に入りの食器に囲まれた暮らしと、余白がありスッキリ片づいた暮らしとの「はざま」で、自分らしく家族が快適な暮らしを実現していけるよう今日も自問自答。
私自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。
合わせて読みたい
☆この連載は<隔週金曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!