1月31日:今日は「チューリップを贈る日」
もうすぐ訪れる春は、出会いや別れの季節。ギフトに加え、お花を贈ったり受け取ったりする機会が増えると思います。
今日は、いただいたり買ったりした「切り花」をより長く楽しむための、お手入れのコツについて調べてみました。
【1】洗剤でキレイに洗った花瓶を使う
Aoyama Flower Marketや下関合同花市場のホームページによると、切り花がすぐにフニャリと弱ってしまう大きな原因はバクテリアの繁殖なのだそう。バクテリアが増えると、水が通る導管が詰まってしまい水が吸えなくなってしまうのだとか。
そのため、まずは花瓶をスポンジでしっかりと洗い清潔な状態にするのが大切なのだと言います。
【2】切り花の鮮度を保つ「栄養剤」を入れる
また、長くお花を楽しむためには、清潔な水だけではなく栄養も必須!
お花屋さんで販売されている栄養剤(または延命剤)をパッケージの記載通りに、希釈して花瓶に入れると良いそうです。
【3】茎を斜めにカットして生ける
お花を活けるときは、できればお花用のハサミで、茎を斜めにカットするのがポイント。キッチンバサミや紙を切るハサミだと茎の導管を潰してしまう恐れがあるそうです。
また、斜めにカットするのは、吸水面積が広くなるから。斜めに切ると、水を効率よく吸い上げられるそうですよ。
【4】水に浸かる部分の葉を取り除く
葉が水に浸かってしまうと、バクテリアが繁殖する可能性があるそう。水に浸かる葉があれば取り除きましょう。
(参考:Aoyama Flower Market|より美しく、長く楽しむために 花をいける際に気をつけたい5つのポイント)
(参考:下関合同花市場|切り花の手入れ方法)
***
お花を長く持たせたいときは、花瓶を冷暖房が直接当たらない涼しい場所に置くことも有効です。
栄養剤を入れている場合は、1週間を目安に水を交換(※使用しているメーカーにもよります。水が濁ってきたら入れ替えると良いそうです)、水道水の場合は毎日水を替えましょう!少しの工夫でお花が長持ちしますよ。
お花があると暮らしが潤いますよね。私も今年は生花を飾る生活を始めたいと思います。
「チューリップを贈る日」とは?
富山県砺波市に事務局を置く砺波切花研究会が制定。砺波市の名産品として知られるチューリップの切花。その花言葉は「思いやり」であり、中でも赤い色のチューリップは「真実の愛」とされることから、この日に大切なパートナー(愛妻)に贈ってほしいとの思いが込められている。日付は数字の1をアルファベットの「I(あい=愛)」に見立て、31を「(さい=妻)」と読むと「愛妻」となることから1月31日としたもの。