おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:「鍋料理」を食べる時のマナー
まだまだ寒い日が続きますね。この季節、お店やおうちで鍋をつつく機会が増えるのではないでしょうか。
おいしい鍋料理を、みんなで笑顔でおいしく食べられるように、今回は「鍋を食べる時のマナー」について確認しましょう!
【1】取り箸(菜箸)を使おう
お店で食べる時だけでなく、おうちで鍋をする時も、複数名で食べる場合は「取り箸」を用意したいもの。
お店なのに取り箸がない場合は、お店の方に伺うか、直箸でもよいかどうか、周りの方に一言断りを入れてから使うとスマートです。
直箸の場合、お箸を上下反対にして取る「逆さ箸」は避けましょう!
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【2】とんすいは、取っ手を左に
呑水(とんすい)とは、鍋を食べるときに使う取っ手の付いた器(取り皿)のこと。この取っ手があるおかげで、器が熱くなっても持つことができます。
左手で器を持つ場合、左手の親指を取っ手にかけやすいよう、取っ手を左側にして置くようにしましょう。
【3】状況にあわせて取り分ける
基本的に鍋は取り分ける必要はありません。
最初にみんなが遠慮して「誰が最初に取るの?」という状態になった場合などは、誰かが取り分けても問題ありませんが、具材の好き嫌いがある人、自分のペースで食べたい人がいるかもしれませんよね。
2回目からは、ご自身で取っていただく方がよいでしょう。
ただし、鍋から遠かったり、お皿が空いたままだったりする方には、「お取りしましょうか?」など、一言、声を掛けられると良いですね。
その際は、苦手な素材がないかを予め伺いましょう。
【4】探り箸には注意
箸で具材を探す「探り箸」は、マナー違反とされています。鍋から具材をとる際は、探り箸をしたり、かき回しすぎたりしないよう気をつけましょう。
【5】美しく盛りつけよう
続いては、食べる場合ではなく鍋料理を作る場合です。
一般的な寄せ鍋や水炊きの場合、下に野菜、上に肉などのメインを乗せ、最後にスープを注ぎます。この時、中央が高くなるよう、山型に盛ると、見栄えが良くなりますよ。
【6】食べるときはとんすいを持って
テーブルに置いた器に顔を近づけて食べる「犬食い」は、見た目にも美しくありませんね。
火傷をしないよう気をつけながら、とんすいなどの器は持って食べるとエレガントです。
【7】一言添えて受け渡しを
取り分けた器をお渡しする際は、「熱いので気を付けてくださいね」と一言添えると、とても好印象です!
熱々の料理なので、落とすことがないよう、受け渡しは十分に気を付けてくださいね。
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温かい料理で、身体も心もあったかくして、元気に冬を乗り越えましょうね!
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!