この連載では、朝活コミュニティ「朝キャリ」のみなさんに、朝の時間の楽しみ方や、朝活をして変わったこと、取り組んでいるチャレンジをご紹介いただきます!
私はいわゆる繊細気質で、夜自分を責めて眠れなくなる「反省会」が日課だったこともありました。
それが、今は「ある習慣」のおかげで、1人反省会は激減。幸せな気持ちで眠りにつき、朝も元気に起きられるようになりました。
その習慣とは、自分で自分を褒めて1日を締めくくる「セルフ褒め活」です。このコラムでは、朝から元気になれる「セルフ褒め活」の方法を紹介します。
「セルフ褒め活」って何?
セルフ褒め活とは、自分を褒めて仲間に共有する活動です。メンバー3〜4人とともに、非公開LINEグループで一言日記形式で記入。もう3年4ヶ月も続いている今や欠せない習慣です。
LINEのノートを毎月1人1つ利用し“自分で自分を褒める日記”を記入します。
基本は寝る前に書きますが、書けない日は数日まとめて書くこともあります。他のメンバーのLINEを読むのは強制ではありません。お互い日々の生活を感じつつ、干渉はせずコメントもしたいときだけします。
月に1度、オンラインで5:30から集まり各自振りかえる時間を設けて発表&フィードバックをもらっています。
仲間たちが日々LINEを読んでくれている嬉しさと、「今月ほんと乗り切ったね!」など褒めてくれる嬉しさは、まるで褒めシャワー。
私の頑張りを私以外にも認めてくれる仲間がいることで、とても嬉しい気持ちになります。振り返り会後は褒められて気分もよくなり、来月もいくぞー!と朝からエネルギーがわいてきます。
雰囲気は「心のシェアハウス」。程よい大人の距離感が長続きのコツです。
「セルフ褒め活」で書く具体的な内容
セルフ褒め活は、一言でも、長くてもOK。
どんな感情を書いてもOK。強引に褒める事はしません。
例えば、次のような感じです。
「今日は大雨。多めに食料購入しておいてよかった。私ナイス!」
「子供たちに頭ごなしに怒ってしまった。今思えば八つ当たり。余裕がない。明日は午前中オフにしよう。そう思えて立ち止まれた事に◯」
「今日は何もできなかったなぁって気がしてたけど、家族みんな元気だ!健康だ!ご飯作り今日もお疲れ!」
まるで誰かをねぎらうかのように、私に私が声がけをします。
褒めてもらうのを待って、すねている時間はもったいない。自分を自分で褒めてねぎらっちゃえ!といった具合です。
セルフ褒め活を続けて変化したこと
なんて事ないような日々を振り返って「◯」をつけることで、1日を振り返る視点が変化していきました。
反省だとダメ出しになりがちだけど、セルフ褒め活をすると “あるもの探し“になります。
1日の終わりに「今日の私の褒め所は何かな?」と頭を“褒めモード”に切り替えるだけで、見える世界が変わり、ふわっと幸せな気持ちになるのです。
共に褒め合う仲間がいるから続けられる
メンバーのひとりがこんな気づきもくれました。
「せわしない日々はまるで“なみ縫い”
ぐんぐん先へ早く縫えるけど縫い目は飛び飛び。その点褒め活は、返し縫い。縫う方向は一度戻るようけど、その分丈夫に縫える。丁寧に日々を紡いでいける」
仲間がいることで、新たな視点を教えてもらえます。
まとめ
人生の中で1番対話をするのは自分自身だそうです。
生まれてから死ぬまで、ずっと共に過ごす自分に今日から「◯」をつけてみませんか?
今日を含めると、今年も残りあと6日。2023年を振り返って、自分自身を褒めてみてくださいね。
くみさん(平野久美子さん)プロフィール
物々交換Cocori xChange主催
片付けコンサルタント目指し中。
くみさんインスタグラム: @kumi93_konmari
プロフィールフォト 高野由香里