目的や相場、選び方は?年始の挨拶に贈る「お年賀」の基本

 

12月18日:今日は「ナボナの日」

「ナボナ」は1938年創業の亀屋万年堂のロングセラー菓子。ふんわりした生地とたっぷりのクリームが好相性で、フレーバーもいろいろ。お中元やお歳暮、手土産としても人気ですよね。

さて、年末年始は忘年会や仕事納め、送別会、帰省などで、人に会う機会も増えるシーズン。特に年始には、手土産をもってお世話になった方へ挨拶に伺うこともあるかと思います。

今回は、年始の贈り物である「お年賀」について調べてみました。

お年賀とは?

お年賀

高島屋オンラインストアによると、お年賀とは日頃お世話になっている方の家へ「新年もよろしくお願いします」と年始の挨拶へ伺うときに添える贈り物だそうです。

目下の方から目上の方へ贈るのが一般的だと言われており、1月2日から松の内(正月の松飾りのある期間)までにお渡しするのが良いとのこと。元日は家族とゆっくり過ごす方が多いので避けるのが礼儀なのだとか。

なお、松の内期間は地域によって異なるので、送る相手の地域を確認してから準備するのがおすすめです。

そして、お年賀の料金相場は2,000〜5,000円ほど。あまりに高価なものだと相手の負担になってしまいます。ご近所、親族、勤務先の上司など、渡す相手によって、気を遣わせない程度の金額のものを選びたいですね。

贈るものは、相手の好きなお菓子や食品はもちろん、好みが分かれにくいものや実用性があるもの、賞味期限が長いもの…などを基準に選ぶとよさそうです。

(参考:高島屋オンラインストア|お年賀とは?お歳暮との違いや予算・選び方、渡し方のマナーなどを徹底解説!

「お菓子」「お茶」「お酒」などがおすすめ

例えば、お年賀の定番はやっぱりお菓子。個包装の焼き菓子や和菓子などは、親族から取引先の方まで渡しやすいですよ。

そのほか、コーヒーやお茶、紅茶などもおすすめです。お酒が好きな方には銘酒を渡すと喜ばれると思います。実用性を重視する場合は、洗剤やタオル、入浴剤なども人気です。

来年も素敵なお付き合いができるように、心を込めてお年賀を準備したいですね。

「ナボナの日」とは?

「ナボナはお菓子のホームラン王です」のCMで知られるナボナなどの和菓子の製造販売を手がけ、東京・自由が丘に本社を置く株式会社亀屋万年堂が制定。同社は1938年(昭和13年)12月18日に創業したことから、この日を看板商品である「ナボナの日」としたもの。ナボナは2018年で発売55周年。

出典:一般社団法人 日本記念日協会ホームページ

 

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雑学コラム「今日は何の日?」(2023年~)

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田中青紗

ライター/作家。テレビ番組制作会社勤務を経て、フリーライターとして独立。Webメディアを中心に、短編小説、エッセイ、取材記事などを寄稿。朝ごはん、パン、おやつ、紅茶が好き。暮らしの中でご自愛する時間を大切にしています。

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