子供の頃読んだ「あしながおじさん」という本に、主人公のジュディー・アボットの印象
的なセリフがありました。
一字一句はっきりとは覚えていませんが、
「わたしは、夜は勉強しないというルールを作りました。そのかわり、簡単な本を数冊読
みます。」と、いったような内容だったと思います。
当時、本が大好きな子供だったわたしは、
「なんて素敵な習慣!」と、憧れたのですが、真似することは不可能だな~と思ったのを
覚えています。
そこで、大人になり勉強から解放された今、似たようなルールを作ってみました!
わたしは毎晩10時頃寝るのですが、その前、9時から10時までの1時間は家事などの雑
用は一切しないというルールです。
日中は、仕事や家事でばたばたしていても、その1時間だけは自分のためのリラックス時
間と決めて、お気に入りのガウンを着て、アロマキャンドルをたいて、好きなお茶を飲んで、
優雅に過ごすことにしています。
これは、1日いろいろなことがあって、揺れている心をポジティブで静かな状態に戻すた
め、いわば心のチューニングのための時間です。
悲しいことがあった日、落ち込んだ日、頑張れなかったと反省する日などは、気がつくと
ますますネガティブなことを考えていたり、自分をねちねち攻撃していることがあるので、
そんな日は、この時間に思考を切り替え、自分を優しく励ましてあげることに
しています。
逆にいいことがあった日は、その体験を(実際よりおおげさに)日記に書くと、さらにドラマ
チックに再体験したような気分になって、感謝と嬉しさが倍増します(*^.^*)
また、心が元気になれる本を読んだり、お気に入りの写真集を見ることもありますし、なにもし
たくない時は、顔にパックをしながら、ぼーっとしていることも。
寝る前の45分間に考えたことは、潜在意識の中で何度も再生されるそうなので、ポジテ
ィブな気持ちで眠りにつくことは、とても大切です。
思えば、怒りや悲しみを感じながら寝た日は翌朝の気分の悪いこと!
子供を怒った直後に寝て、朝は目覚めが悪く、気分は昨晩のまま・・・なんてこともあり
ました。
一晩中、潜在意識の中で子供にお説教していたのかもしれませんね。
恐ろしいです( ̄□ ̄;)
だから、潜在意識に落ちてほしくないテレビのニュース、悲しい小説や映画などもこの時
間帯はやめることにしています。
そんな心のチューニングを習慣にして以来、確実に朝の気分がよくなりました (*‘‐^)-☆
みなさまもぜひ、お試しください!
ジュディー・アボットは、寝る前に勉強しないで好きなことをした結果、あしながおじさ
んと結ばれて幸せになりました・・・なんて、とても子供には言えませんが、
わたしも寝る前の時間を充実させて、ジュディーのように素敵なことを引き寄せたいと思います♪