おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
夏休みに行きたいところといえば、大人も子どもも大好きな「ディズニーランド」。今年は開園40周年で毎日にぎわっているようです。
夢の国はすべてに魔法がかかっているようで、お土産も食事代も飲み物もすべて夢かと思うほど高く設定されています。一日家族で思いっきり遊ぶとなると…かなり覚悟が必要ですね。
チケット代も開園当初から比べると、かなり上がっています。今日は、40年前の開園当初からのチケットの価格推移をみてみましょう。
40年前はいくらだった?「ディズニーチケット」の価格推移
1983年 3,900円
1987年 4,200円
1989年 4,400円
1992年 4,800円
1996年 5,100円
1997年 5,200円
2001年 5,500円
2006年 5,800円
2011年 6,200円
2014年 6,400円
2015年 6,900円
2016年 7,400円
2019年 7,500円
2020年 8,200円
2021年 8,700円 →この年から、混み合う日には高くなる変動価格制が導入(最高値を表示)
2021年 9,400円(変動価格の最高値)
2023年 10,900円(変動価格の最高値)
※1983年から1997年までは大人用「パスポート」の料金です(2001年4月にチケットが「パスポート」に統一されるまで、入園券やアトラクション券など、複数のチケットがありました)
上記のとおり、チケット代は開園当初から約2.8倍になっています。40年前は、1万円あればカップルでディズニーランドに行って、軽いランチを食べられるほどでしたが、今では最低でも2万5000円ないと厳しいでしょう。
物価上昇を実感…節約や投資でお金を増やそう
物価すべてがディズニーランドのチケットと同じくらい上昇はしていませんが、他のものも値上がりが続いています。
しかし、収入はさほど増えないのが現状です。
通帳の額面が同じで元本割れしていないから安心と思っていても、実質的なお金の価値は目減りしています。
物価の上昇に対して、収入が増えていない現実を理解し、節約を意識したり、つみたてNISAやiDeCoで少額からでも投資を始めたりといったアクションを起こしましょう。