心遣いが100%伝わる!気をつけたい「食後」のテーブルマナー2つ

 

おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。

ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。

今週のテーマ:知っておきたい!「食後」のテーブルマナー

レストランなど外食店での楽しいお食事が終わり、席を立つ前。

店員さんが片付けやすいようにテーブルの上をキレイにしておく…気遣い上手の方ほど、そんなひと手間を心掛けているかもしれません。

そんなあなたの心遣いが100%伝わるように、今日は、お店で気をつけたい「食後のマナー」のポイントを2つお伝えします。

【1】食器は重ねない

食器

テーブルの上に残っているお皿を重ねておくと、店員さんの手間を省くように思われますよね。

けれども、お皿を重ねることで、繊細なお皿が欠けたり、傷ついたりしてしまうかもしれません。また、お皿の底が汚れることを良しとしないお店もあります。

お皿の片づけ方にはお店や店員さんのやり方があって、かえって二度手間になることもあります。

食後もお皿は重ねず、テーブルの端に寄せておきましょう。

【2】おしぼりでテーブルを拭かない

おしぼり

テーブルが汚れたままで席を立つのは、申し訳ない…そんな気遣いで、テーブルをおしぼりで拭いてはいませんか?

本来、おしぼりの役目は「手を清めるもの」。テーブルを拭くのは、台布巾ですよね!

テーブルだけでなく、汚れた口、グラスの水滴、少しこぼれた醤油を拭くのも、おしぼりを使うのは控えたいもの。なぜなら、おしぼりを何回洗浄しても、油汚れが落ちなかったり、シミになって次に使えなくなったり…ということもあるからです。

テーブルや口元を拭きたい時は、紙ナプキンを使うか、お店の人に台布巾を借りるようにしましょう。

テーブルの上

以上、2つの「食後のマナー」についてお伝えしましたが、これらはあくまでの「基本」のマナ-。最終的にはその場のTPOに合わせるようにしましょう!食器を重ねる or 重ねないは、お店の雰囲気にもよるかもしれません。重ねたほうが喜ばれる場合もあります。

また、あつあつのスープをこぼしたのに、店員さんに台布巾を持ってきてもらうのを待っていたら…被害がどんどん広がりますね。

そんな時は、おしぼりを使って拭いても、誰も「マナーを知らない人だ!」なんて思いません。基本は知ったうえで、お相手や状況に合わせて行動できるといいですね。

それでは、また次回!Have a ごきげん day!

★このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

 

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毎日ごきげん!心地よく暮らすためのマナーレッスン

マナー講師 林慶子さんの「毎日ごきげん!心地よく暮らすためのマナーレッスン」
Written by

林 慶子(マナー講師)

(好印象マナー講師)

福岡県出身。イギリスの幼稚園や小学校で日本文化を教えるインターンシップに参加後、こども英会話スクールマネージャー、アウトソーシング会社で新卒採用業務などの経験を経て、ANA客室乗務員として約11年勤務。
国内・国際線チーフパーサーや、国際線ファーストクラスを担当。インストラクターとして各種訓練に従事。在職中に心理カウンセラーの資格を取得。
ANA退職後、今まで培った経験と心理カウンセラーの資格を活かし、『好印象マナー講師』として起業。
LIFE JEWELER=人生を輝かせる人 として、カタチだけではなく心遣いを伝えるためのマナー、周りの人だけではなく自分もHappyになるマナーをコンセプトに、研修・講座を開催している。
【HP】https://lifejeweler.net/
【Instagram】https://www.instagram.com/life.jeweler/

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