ジメジメとした梅雨シーズン。湿度が高いため、水回りではカビやぬめりが発生しやすく、特にお風呂場はこまめな掃除が必須ですよね…。
今日は、少しでもカビやぬめりを予防するためにおすすめの「浮かせる収納」についてご紹介します。
ボトルの「直置き」がNGな理由
浴室にシャンプーやボディソープなどの容器を直置きしたり、浴槽の淵に置いたりしていませんか?収納スペースが少ない場合、つい置いてしまいがちですよね。
整理収納アドバイザーのゆりんごさんは、直置きはなるべく避けるようすすめています。
浴室が乱雑に見えるだけではなく、容器の底がぬめりやすくなるからです。水気が乾ききらず、カビが発生してしまう原因にも……。
また、モノを床に置いていると日々の掃除が隅々までしにくくなり、汚れがどんどん蓄積されてしまいます。直置きは楽ですが、その分掃除の手間を増やしてしまう結果になるんですね。
ボトル容器などと同様に、収納棚やケースの直置きも避けましょう。カビを予防し、スッキリとした浴室をキープするためには、どんなものも直置きはせずに「浮かせる」のがおすすめです!
(参考:バスルームの収納はコレ!時短&清潔がかなう「くっつけ収納術」とは)
100円アイテムで簡単!浮かせる収納のコツ
浮かせる収納がおすすめなのは分かったものの、実際にどのように始めたらいいのでしょうか?
整理収納アドバイザーのみほさんがご紹介するのは、100円ショップのアイテムを活用すること!
100円ショップでは浴室にも使える便利な収納アイテムが多く販売されています。
みほさんのおすすめは…
- ボトルホルダーを使う
- バーを増やす
- 固形石鹸類も浮かせる
- ピンチやフックを活用する
(※浴室によっては壁に貼れない素材もあるため、事前にご確認ください)
浮かせるために引っ掛けられる場所がない場合は、みほさんのように「バー」を増やすのがおすすめ。ボトル類やタオル、泡立てネットなどが引っ掛けやすくなります。
100円アイテムをうまく活用すると浴室がスッキリ!掃除が一気に楽チンになりますよ。
(参考:お風呂のぬめりにバイバイ!100均アイテムで簡単「浮かせる収納術」4つ)
より掃除をラクにするには?
浮かせる収納を取り入れたら、より掃除が楽になる工夫しましょう。
整理収納アドバイザーのサチさんがおすすめするのは、以下の二つ。
- 掃除道具は掃除するエリアに置く
- 誰でも分かる場所に道具をしまう
お風呂スポンジや洗剤を別の場所に置くのではなく、浴室で一緒に浮かせて収納してしまえば汚れを発見したタイミングですぐに掃除ができます。
わざわざ掃除道具を取りに行く手間がないので、掃除のハードルがぐんと下がりますよ。
また、家族全員が分かる場所に掃除道具を収納しましょう。
掃除は家族全員を巻き込むことがポイント。気づいた人がこまめに掃除できるし、キレイな状態を保ちやすくなりますよ!
労力をかけずに、掃除をラクにする習慣作りをしていきましょう。
(参考:片づけのプロが実践!苦手な掃除のハードルを下げる「収納の工夫」5選)
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一度試すと「こんなにラクだったんだ!」と感じる浮かせる収納。うまく取り入れて、浴室のカビやぬめりを予防していきましょう!