おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
オール電化の一軒家で、一カ月の電気代が10万円…耳を疑うような金額の請求がくるほど、電気代が上がっていますね。例えガスも使う家庭でも、例年に比べ電気代は上がっていると思います。
今日は「少しでも負担を軽くしたい…」という方に向けて、電気代を安くするヒントを3つお伝えします。
【1】「早寝早起き」をする(生活スタイルの改善)
春分の日が過ぎて、明るい時間の方が長くなってきています。夜遅くまで起きていると照明をつけて生活しなくてはいけませんが、早起きすれば照明なしですみます。
夜型で遅くまで照明やエアコンなどを使っている方は、夜の電気使用量をおさえるべく、早寝早起き型の生活スタイルにスイッチしましょう。
また、家族で生活している場合は、なるべく同じ部屋で過ごすようにすれば、エアコンや照明にかかる電気代が節約できます。
【2】「節電家電」に買い替える
最近のテレビやエアコンは、消費電力がかなり低くなっているようです。
古い家電を使っている場合は、節電タイプの家電への買い替えを検討するのもおすすめです。
環境省が提供しているサイトである省エネ製品買替ナビゲーション「しんきゅうさん」は、テレビ、電球、エアコン、冷蔵後、温水洗浄便座を具体的な電化製品の型番を入力することで、買い替えるとどれくらい消費電力が変わるか具体的にシミュレーションすることができますよ。
使い方の説明|省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」 (env.go.jp)
もちろん、家電を買い替えるにはまとまった金額が必要ですが、長い目で考えると電気代を節約する近道になりえるでしょう。
【3】電化製品の「使い方」を工夫する
細かいことですが塵も積もれば山となります。電気代を少しでも安くしたいなら、節電に繋がるような電化製品の使い方を心がけましょう。
節電につながる家電の使い方
- エアコンの設定温度を暖房なら20度、冷房なら28度に設定
- 掃除をまめにして稼働効率を上げる
- 夜の電気料金が安いプランなら、タイマーを駆使して夜時間に炊飯や洗濯が終わるようにする
- 冷蔵庫にモノを入れすぎない
- 冷凍庫は逆にお互いを冷やすのでモノは多めに入れておく
- トイレの便座の温め機能は使わず便座カバーを使う
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電気代を安くするヒントを3つご紹介しました。
物価や電気代の上昇に負けないよう、できることから始めてみませんか?