何が違うの?英語「notice」「realize」「recognize」の使い分け

 

毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークするテンナイン・コミュニケーション「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪

「気づく」のイメージ

似てるけど違う!英語「notice」「realize」「recognize」の使い分け

「気づく」を意味する英単語。皆さんは、いくつ思いつくでしょうか?

代表的なものに

  • notice
  • realize
  • recognize

があります。

この3つは日本語にするとどれも「気づく」という意味なのですが、実際は意味合いが異なります。今回は、この3つの単語の違いと使い分けについて解説します。

notice: 「五感で」気づく

notice は、見聞きして気づいたり、味やにおいで気づいたりするときに使います。

例)
A:Did you notice she got a new haircut? (=髪型を変えたことに気づきましたか?)
B:Yes, it really suits her.(=はい、本当に似合っていますね)

realize:「頭で考えて(理解して)」気づく

realize は、物事を「理解する」というニュアンスをもちます。(考えて理解する、考えて気づく)

例)
A:I didn’t realize he was so ill. (=彼がそんなにひどい病気だとは気づかなかったよ)
B:Yes, he just got out of the hospital yesterday.(=はい、昨日退院したばかりなんです)

recognize:「以前に見聞きしたことがあると」気づく

recognize は、認知する、以前見聞きしたことがあるものに気づく(思い出す、認識する)という意味合いの動詞です。

例)
A:A dog can recognize its owner by the sound of their footsteps.(犬は足音で飼い主だとわかるんです)
B:I never realized dogs are so intelligent.(=犬がこんなに賢いとは思わなかったです)

「気づく」以外にも、英語の細かなニュアンスの使い分けには悩む単語が多いですよね。

例文などでニュアンスを理解して、少しずつ慣れていきましょう!

(記事協力:テンナイン・コミュニケーション

☆この連載は<金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!

 

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