おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回のメインテーマは、“くびれ作り”。そして、サブテーマとして、“肩のこり”もほぐせる簡単なストレッチをご紹介します。まずは、くびれ作りについて。
くびれがなくなってしまう理由
●背筋の低下
→背筋が衰えて猫背になると、「お腹の肉が横に逃げる」「肋骨と骨盤の距離が縮まる」
●腹筋が硬い
→お腹まわりの筋肉が硬くなると、「体が縦に潰れやすくなる」
肋骨と骨盤の距離が縮まる(短くなる)と、くびれはできにくくなります。これには、普段の姿勢のクセや、長時間同一姿勢で過ごすことなども関係大!
ということで、今回は背中の大きな筋肉や肋骨周辺の筋肉をストレッチすることに加えて、肋骨~骨盤までのあいだをグーンと心地よく伸ばしていきます。肩甲骨周辺も動かしていくため、肩こりが気になる方にもおすすめです。
それでは早速、くびれ作り&肩こりに効かせるストレッチをおこなっていきましょう。
くびれ作り&肩こりにアプローチ! 座っておこなう簡単なストレッチ
1)あぐらの姿勢で座る。左手の指先を左の肩に添える。
※ 骨盤を立て、左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)に均等に体重を乗せましょう。首はスッと長く、肩は力を抜いてストンと下げます。
2)上体を右に側屈させる。左ひじを高く持ち上げる。
※ 左肋骨のサイドを伸ばします。それに加えて、左肋骨の下~骨盤までの距離を長く保つことを意識しましょう。
3)左腕を前後に大きくまわす。
※ 上体は側屈させたまま、左腕は大きな円を描くようにまわします。肋骨周辺の筋肉を、幅広くほぐしていきましょう。前後10~20回ほど腕をまわしたら、反対側も同様におこないます。
ポイント
- 側屈の最中も背筋を伸ばし、背中~腰が丸くならないようにしましょう。
- 肩甲骨の動きを意識して、周辺の筋肉の硬さにアプローチ
姿勢が気になったときだけでなく、起床後におこなえば、寝起きの体のダルさもスッキリするでしょう。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!