おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回のテーマは、“顔のくすみ”対策。
1年の中でもイベントが多い12月。年末年始に向けて、仕事や家のことなどで、「疲労が蓄積するいっぽう」「睡眠時間も十分に取れない」…など、どんどん慌ただしくなってきている方も多いのではないでしょうか。
体の疲れもさることながら、ふと鏡を見たときに、「顔がくすんでいる!」と愕然とすることもあるかもしれません。
くすみには、さまざまな要因やタイプがあるのですが、疲労や睡眠不足、それとストレス、運動不足も重なるこの時期は、血液の流れが滞っていることとの関係が大。
ここからは、顔色をトーンアップさせる簡単なストレッチを紹介したいと思います。
師走のくすんだお疲れ肌に! 顔色をトーンアップさせるストレッチ2つ
ストレッチ(1)
1)四つ這いになる。
※ 手は肩幅、足は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下にひざをつきます。腰が反りすぎないように、ヘソを引き上げて背中を平らにしましょう。
2)【息を吐きながら】左ひじを肩の下につく。右腕は真っすぐ頭の先に伸ばし、右側頭部を床につける。
※ 右脇の下が心地よく伸ばされる姿勢を取ります。顔をしっかり横に向けて、首のストレッチもしましょう。お尻の位置がひざよりも前に行きすぎないように注意します。呼吸を5回繰り返したら、反対側も同様におこないましょう。
四つ這いになれないときは、壁の正面に座ります。「右手を上にして壁についたら、腕~脇の下を沿わせるようにしてストレッチをする」方法も。
※ ここでも顔は横に向けて、首のストレッチもします。
ストレッチ(2)
1)楽な姿勢で座り、右手の指先を右の肩に置く。
※ ひじを天井方向に持ち上げます。
2)右腕を前からうしろに回す。
※ ひじで円を描くように、ゆっくりと大きく腕を回しましょう。肩や肩甲骨の動きを意識して、目安は20~30回。反対側も同様におこないます。
おすすめ・ポイント
- 朝、メイク前にストレッチをおこなえば、自然なトーンアップが期待できるかもしれません。
- 劇的にトーンアップとはいかなくても、深い呼吸と合わせてストレッチをすることで、気持ちをしずめる・リラックスする効果を得られるでしょう。
以上、顔や頭部の血液・リンパの流れを促すストレッチを紹介しました。
「忙しさのピークはこれから…」というみなさん、お体ご自愛くださいませ。
それでは今日も、良い1日を。
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!