おはようございます!整理収納アドバイザーのサチです。
今回は「押し入れ収納」について語りますよ~。
たくさんの片付け現場で、押入れ収納に苦戦されている方を数多く見てきました。
押入れ収納の難易度を高くしているのは、ずばり、奥行きです!
奥行きが約80cmもあるため、奥の方まで活用できず、仕舞っているものを忘れ去ってしまっていた…なんて方も多いのでは?
せっかくの大容量収納スペースを活用できるよう、押入れ奥行きのおすすめ活用方法を3つにしぼりましたので、ぜひご覧ください。
「押入れの奥行き活用法」3選
【1】奥行きのある引き出しケースを使う
奥の空間も、引き出しなら奥スペースまで活用できます。
一般的なクローゼットサイズの引き出しは奥行きが45cm程度。
これを押入れに置くと、約35cmの空間を活用できないことになってしまいます。
約80cmの奥行きをフル活用したいのなら、押入れ用の引き出しを置きましょう!
奥行き70cmくらいの引き出しを活用すれば、広い収納スペースを最大限活用できます。
ただ、注意すべきことが1点あります。
奥行きのある引き出しだと、その重さゆえ、最後まで引き出しにくくなることも。
例えば、衣類収納に使うなら、奥の方には季節外のものを、手前に今の季節のものを…という感じで、スペースを前後に分けて活用することをおすすめします。
【2】ワークスペースとして活用する
一般的な押入れ下段の高さは約65cm~75cm。
この高さ、実はダイニングテーブルの高さと近いです。
押入れの手前に椅子を置けば、簡易的なワークスペースとしても活用できます。
奥行きを生かして奥にカラーボックスを、手前にパソコンを置けば、パソコンデスクのように使えますよね。
また、奥に裁縫道具やアイロンなどを配置して、手前にミシンを置けば、ちょっとしたアトリエにもなります。
手前の方を作業スペースとして活用すると、わざわざ専用のデスクを購入する必要もなくなるかもしれません。
【3】一時置きとして活用する
あえて何も置かずに、一余白スペースとしておくのもおすすめです。
わが家の場合だと、カゴを一つ置いて、子どもたちの脱いだパジャマ一時置きにしています。
こうしてあえて余白を残しておくことで、ちょっと置いておきたいもの、隠しておきたいもの、買ってきたものなどを、テーブルの上や床に置きっぱなしにすることを防げます。
余白があれば、アイロンを広げたり、洗濯物をたたむ作業台にしたり、収納場所が決まっていないものの逃げ場にしたりと、多目的に使えます。
収納スペースの余白は、心の余白に直結しています。
余白を持つことで、暮らしにゆとりを持てるのではないでしょうか?
まとめ
今日は押入れの奥行き活用法についてお話しました。
せっかくの広いスペース、暮らしの味方になれば心強いですよね。
ぜひ今回ご紹介した3つを参考に、自分の暮らしにあう活用の仕方について考えてみたくださいね。
☆この連載は【隔週金曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!