おはようございます!整理収納アドバイザーのサチです。
突然のカミングアウトになるのですが、私はどうしようもなく裁縫が苦手です。
今回は、裁縫が苦手な私のお裁縫箱からみえてくる、ものの持ち方ついて綴ってみましたので、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
「使うものだけ持つ」という考え方
私の裁縫スキルはどの程度かというと、毎年やってくる子どもたちのゼッケンつけすらも苦痛で、単身赴任先から時々帰ってくる夫に丸投げするほど。
そんな裁縫苦手人間が、立派な裁縫セットを持っていても使いこなせるはずもないので、わが家の裁縫箱は必要最小限です。
最小限を貫いた裁縫箱
必要最小限裁縫箱はこんな感じ。ゼッケンつけとボタンつけ程度ができる内容です。
針、糸、まち針、スナップボタンなど、100円ショップで単体を選んでそろえました。
針さしやスナップボタンを入れているケースは、プラスチック製のお弁当おかずカップ。
まち針をさしている四角の白いものは掃除で使うメラミンスポンジです。
中学生の裁縫箱の方が豪華だ、と思ってしまうような内容ですが、裁縫ができない私にはこれで十分。多種多様の裁縫道具を持っていても、それらが使われることはないでしょう。
使わないのならはじめから持たないという選択をしています。
もったいないのは「使わないこと」
もし、私が一般的な裁縫道具を持っていたら、中身の8割は使われないままだったかもしれません。その使われない 8割がもったいなくて、自分が確実に使うであろう2割のアイテムだけにしぼりました。
これまで、たくさんの個人宅にて整理収納コンサルティングを行ってきましたが、みなさん口をそろえて
「まだ使えるのに捨てるのはもったいないですよね」とおっしゃいます。
確かに、まだ使えるものを処分するのはもったいないですよね。でも、新品のものでも、状態がよいものでも、使うときがこなければ、それはただのお荷物になってしまうかもしれません。
いつ使うかわからないものにスぺ-スをとられてしまう方が、そして、使わないものに時間と「いつか片づけないと」と気持ちを奪われる方が、よほど”もったいない”かもしれません。
まとめ
今回は裁縫苦手な私の裁縫箱の中身を披露しつつ、使わないものを持つことについてお話させていただきましたが、耳の痛い内容だったかもしれません。ごめんなさい!
使わないものはすべて取り除くのではなく、例えば思い出のものや、子どもの作品など、今はもう使わなくても、心の支えになっているものは大切にとっておいてくださいね。でも、必ず上限値をもうけて、その中でたくさん大切にしていきましょう!
☆この連載は【隔週金曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!