早起きを楽しむ朝活コミュニティ「朝渋」メンバーのみなさんに、早起きの魅力やコツをご紹介いただく連載です♪
おはようございます!早起きコミュニティ「朝渋」メンバーのみずです。
静かな店内にはコーヒー豆の良い香りが立ち込めている。
店内BGMをバックに、手際よくコーヒーを淹れるカチャカチャという金属音や、プシューという蒸気の抜ける音が響く。エスプレッソマシンでコーヒーを淹れながらバリスタさんが話しかけてきてくれる。
「朝お早いんですね。」
「今朝はだいぶ冷えますよね。」
「暖かくして過ごして下さいね!」
熱々に焼き上がったトーストにバターをジュワッと溶かして、その上から蜂蜜をとろりと回しかける。香ばしいトーストは外側はサクサクで、中はバターが染み込んでふっくら柔らかくもちもちと口の中で溶けていく。
おすすめされたエチオピアの豆で淹れてもらったカフェラテは、柔らかな口当たりの泡の奥から香ばしいコーヒーの甘味が口いっぱいに広がっていく…。
…朝の時間って、こんなふうに幸せがいっぱいつまっていますよね。
今日は、早起き体質に変わった私が感じている、「朝時間」の魅力をご紹介します。
以前は「常にギリギリ出社」だった私
早起き習慣を身につける以前、私は上司から「9時28分の女」と呼ばれていました。朝の定時が9時半だったのですが、毎日必ずギリギリに起きて9時28分に出社するから。
「それより遅れる事もないから、逆にすごいよね(笑)」と言われていましたが、まあ何のことはない、遅れそうな時はダッシュしていただけ。毎日どうせ遅くまで残業しないといけないので、朝の時間まで会社に捧げるつもりはない、と思っていました。
バタバタ過ぎて行く毎日で、週末に気分転換をしてもすぐまた平日がやって来る。
「なんだかなあ」という感じで、何かを変えたい・変わりたいと思いつつもどうしたら良いのか分からないまま日々を過ごしていました。
朝だからこその、癒し空間
そんな中でふと思い立って朝渋に参加してみたのは、なんとなく面白そう、くらいの軽いノリでした。朝からみんなでモーニングしたり部活したり。
そこで初めて、朝を活用するってなんて気持ちが良いんだろう!と気づくようになりました。
それからは1人でも朝からオープンしている都内のカフェを探して出社前に足を運ぶように。そこで冒頭に書いたような、日常に潜む極上の癒しを見つけてしまったのです!
普段混んで入れないような人気カフェでも、朝なら素敵空間を独り占め。
新緑や紅葉の時期には、開放的なテラス席のあるカフェへ。
桜の時期は、美味しいパンとコーヒーをテイクアウトして、人もまばらな桜並木に向かい、静かに咲く満開の桜をベンチから見上げてのんびり。
お腹も心もすっかり満たされたところで、まだ朝の9時。世間の1日はまだ始まったばかり。さあ仕事でも行くか!とフル充電で1日が始まります。
さらに、平日朝に楽しみを設けることが出来れば日曜の夜も憂鬱にならないし、平日の間に週末を挟んでいるようなリフレッシュ感すら味わえるのです。
早起き習慣は、人生を変える。
有休を使って旅行や温泉に行っても1回気分転換して終わりだけど、時間をずらすだけで日常に癒し空間はあるし、朝の使い方は日々の習慣になるので、生活や人生に変化をもたらします。
私の場合、カフェで手持ち無沙汰だからと本を読み始めた事で、気がつけばすっかり読書や勉強が習慣に。今では、朝渋に入って知った「コーチング」に興味を抱き、勉強して資格を取り、現在ライフコーチとして活動中です。
楽しく始めて、気持ちよく続けられる朝活は、まさに人生を変えてくれます。
さあ、明日の朝はどこまで行こう!
みずさんのプロフィール
商社に勤務するかたわら、自分らしく生きるための自己理解をサポートするコーチとして活動中。朝渋では、瞑想部と自己理解部の部長を務めています。
Instagram : @mizumizumy_cafe
note : https://note.com/mizumizumy