朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『色の辞典』。
367色の美しい色名と由来や歴史を、その色を使ったイラストとともに紹介したビジュアルブックです。さまざまな色にまつわる物語を楽しめます。みなさんの好きな色はどれですか。
『色の辞典』
著者:新井美樹
出版社: 雷鳥社
青のページをめくると、子どもの頃は、空色と言っていたことを思い出す。水色も大好きな色だった。露草色はみずみずしくて素敵な色。しぶい名前の瓶覗(かめのぞき)は、「透明な水を入れた瓶を覗いたときにかすかに青い色を感じるような、ごく薄い藍色」のこと。風情を感じる色ですね。
色の名前がさまざまなイメージを呼び起こす。どうしてその色に惹かれるのか。名前の由来や歴史にヒントが隠されているかもしれません。若緑と老緑、江戸紫と京紫といった対比も面白い。
本書では、日本や欧米諸国の伝統的な367色を紹介。グラフィックデザイナーで水彩画家の著者が、洒落たイラストをつけて色の物語を伝えます。画家の名前や歴史上の人物、陶磁器の名など、固有名詞を冠した色名も紹介しています。
『色の辞典』の「朝時間」は、サンライズイエロー。日の出の太陽の色です。
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
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