朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『子どもに教えてあげられる 身近な樹木図鑑』。
身近な自然のなかで出会うことができる樹木を紹介した本。『散歩の草花図鑑』の第二弾です。自然を感じる一冊は、朝読書にぴったりです。
『子どもに教えてあげられる 身近な樹木図鑑』
著者:岩槻秀明
出版社:大和書房
今日は樹木さんぽに出かけてみよう。大きな木の枝のすき間から、空を見上げてみよう。自分の好きな木を見つけたら、また明日も行ってみよう。
本書では、庭や公園、街路などで見かける身近な樹木をオールカラーで紹介。樹高、花や果実の時期、紅葉の様子など、木の特徴がよくわかります。いつも通る道で出会う木のことをもっと知りたくなってきます。たとえば、葉がザラザラしているムクノキは「かなり古い時代から物を磨くのに使われていた」なんてこともわかって、木と人の暮らしが深く結びついていたことを実感します。
また、子どもに樹木のことを教えてあげるときにおすすめのフレーズも、このシリーズの楽しみのひとつ。ケヤキの木は箒のようなかたちになるよ。クリのいがの中に3個の実が入っているよ。トウカエデの葉は水鳥の足跡のような形だよ。ヤマモモの果実は甘酸っぱくておいしいよ。コウヤマキは恐竜時代から生きのびてきた種類だよ……。
樹木ってふしぎ。木は面白い! 木の名前や特徴を知れば、見慣れた景色が全く違って見えるかもしれません。四季折々、一年を通して樹木を身近に感じられる一冊をどうぞ。
*シリーズ第一弾『子どもに教えてあげられる 散歩の草花図鑑』もぜひ。
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
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