朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ～ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、忙しい大人のための絵本。
心を休ませたくなったなら、絵本でリラックスするのはいかがでしょう。緑豊かな自然を感じる絵本をセレクトしました。涼しい木陰でひと休みしたような気分になれる２冊をぜひどうぞ。
『木はいいなあ』
作：ユードリイ／絵：シーモント／訳：西園寺祥子
出版社：偕成社
木のある暮らしを描いたアメリカの絵本です。素朴で力強い絵が自然の素晴らしさを生き生きと伝えます。
すっくと空へ伸びた一本の木。枝には猫。下に犬がいるところをみると、するすると木に登って逃げたのね。女の子は苗木を自分で植えたのかな。早く大きくなあれと言う声が聞こえてきそうです。
大きな木はいつだって子どもたちを大歓迎してくれる。木陰でお弁当を食べたり昼寝もできるし牛や馬も休める。枝にはぶらんこや花かごを吊るして。木があると素敵なことがたくさん、いいことがいっぱい。
＊＊＊
『森の絵本』
作：長田弘／絵：荒井良二
出版社：講談社
森にいこう、誰かがよぶ小さな声に誘われて。詩人の長田弘と絵本作家の荒井良二が贈る珠玉の一冊です。
「きみのたいせつなものをさがしにゆこう」と声が言う。あなたの大事なもの、忘れてはいけないものがきっと森のなかにある。森の静けさを知っていた。風の音や花の匂いも。いつのまにか忘れていただけ。森に明るい色が弾けて、ゆっくりと心が目覚めていきます。
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
＊『木はいいなあ』
＊『森の絵本』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ～ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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