みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第112回目の2品弁当は
- 塩サバの竜田揚げ
- 野菜のレンジ卵とじ
のレシピをご紹介します。
朝からサバの竜田揚げを作るのって、ちょっとハードルが高いですよね。でも塩サバを使うと、すでに塩で味がしっかりついているので、下ごしらえいらずで浸け時間もわずかでOK!
そして「竜田揚げ」といっても、大さじ1のごま油で焼くだけですのでとても気楽です。
サバを焼いている間に野菜をレンジ加熱して、出てきた水分も一緒に卵でとじると、野菜の栄養もすべていただける上に汁気対策も万全!
簡単でおいしい2品弁当。お試しください。
実は楽ちん!「塩サバの竜田揚げ」「野菜のレンジ卵とじ」2品弁当
1品目 塩サバの竜田揚げ
(材料)1人分
- 塩サバ 1切れ(80g程度)※骨は取り除く。骨取り済みの塩サバを買うとさらに楽です
- 片栗粉 大さじ1
- ごま油 大さじ1
- (A)しょうゆ 小さじ1
- (A)みりん 小さじ1
- (A)おろししょうが 小さじ1/2
作り方
1) 塩サバは一口大に切り(A)をからめ、5分程度常温におく。
2) フライパンに油を入れて中火で熱し、(1)に片栗粉をまぶして皮目を下にして並べ入れる。
3) 蓋をして3分程度中火で熱し、全体を裏返してもう片面も焼く。
※竜田揚げは焦げやすいので、途中で様子をみて、弱めの中火にするなど調整してください
2品目 野菜のレンジ卵とじ
(材料)1人分
- 小松菜 50g
- ちくわ 1本
- にんじん 2cm
- 塩昆布 大さじ1
- ごま油 小さじ1/2
- 卵 1個
作り方
1) 小松菜は根元は切り落とし2cm幅に切る、ちくわは細切り、にんじんはせん切りにする。耐熱容器に入れて塩昆布とごま油をからめる。
2) 蓋をして、電子レンジで2分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(容量 850ml レンジ加熱温度500w)を使用しています。
3) 熱いうちにすぐに卵を割り入れて、全体を混ぜる。
4) さらに蓋をして1分加熱する。卵が完全に固まったらOK(固まってなかったら追加加熱してください)。
2品弁当の詰め方プロセス
1) 今回はアルミ弁当箱を使用。ご飯を左半分に詰めて、卵とじを右奥に詰める。
2) 手前右に、塩サバの竜田揚げを詰める(サバは下にもあります。2段に詰めています。見えないのですが、大葉を卵とじとの仕切りに敷いています)
3) ご飯の上に梅干しといりごまをちらす。
※分量外の材料(ごはん1人分、大葉1枚、黒いりごま適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
今回は、以前ご紹介したひみつのアッコちゃん弁当に詰めてみました。
塩サバを木製のわっぱ弁当箱に詰めると、臭いがとれにくいので、ステンレス製やアルミ製の弁当箱がおすすめです。
渋いおかずですが(笑)、塩サバの竜田揚げはしっかり味がして満足感大!野菜の卵とじもしみじみおいしい副菜です。そして可愛いアッコちゃんのおかげで、心ウキウキするお弁当になりました。
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!