毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」と「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
英語”What’s your name?”は失礼なの!?正しい「名前の尋ね方」3例
英語で相手の名前を聞くとき
What’s your name?
と言っていませんか?この “What’s your name?” は状況によって
「で、あんた、名前は?」
というようなニュアンスになることがあります。子供同士ではごく自然な表現ですが、社会人が頻繁に使うと相手に失礼な印象を与えかねません。ということで、今回は失礼のない名前の尋ね方をご紹介します。
And you are ~?(お名前は? / あなたは?)
例)
A: I’m Ken. And you are…?(=ケンと言います。あなたは…?)
B: I’m Mika. Nice to meet you, Ken.(=ミカです。初めまして、ケン)
カジュアルな場面では、上のように尋ねてみましょう。
また、”And you are … ?” と言わなくても、自分が名乗れば自然に相手も名前を教えてくれることが多いです。もし相手が名乗らない場合は
Can I ask your name?(お名前は?)
と聞いてみるのもいいでしょう。
例)
A: I’m Ken. Can I ask your name?(=ケンと言います。お名前を聞いてもいいですか?)
B: Hi, Ken. I’m Mika.(=こんにちは、ケン。ミカと言います)
May I have your name, please?(お名前伺ってもよろしいですか?)
この表現は丁寧で、レストランやホテルの従業員がお客様に名前を聞くときにも用いられます。
例)
A: May I have your name, please?(=お名前を伺ってもよろしいでしょうか?)
B: I have a reservation under Mika.(=予約しているミカです)
このように、名前を尋ねる表現は複数あります。”What’s your name?” は卒業し、場面ごとに適切な表現を選ぶようにしてみましょう!
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)
☆この連載は<金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!