新刊『大人かわいい手帳&ノートの書き方』も大好評!書道家・カリグラファー 島野真希さんによる公式ブログ「かわいい!朝から楽しむ手帳&ノート術」では、朝起きるのが楽しみになりそうな手帳&ノートの書き方をお届けします♪
おはようございます!書道家・カリグラファーの島野真希です。
8回にわたって朝から楽しめる大人かわいい手帳&ノートの書き方をご紹介してきましたが、いよいよこれが最終回です。
今回は、手書きフレームで日付や見出しを目立たせるコツをご紹介します。堅苦しくなりそうな仕事の予定も、フレームをつけることでかわいくポップな印象になりますよ。
方眼罫やドット罫の入った手帳やノートを使えば、定規を使わずに等間隔のきれいな線が引けるので、ぜひ試してみてください。
初めてでも簡単!手帳のワンポイントになる「手書きフレーム」のコツ♪
【1】かわいい「手書きフレーム」で機能性もデザイン性もアップ!
日付や見出しを目立たせるだけでなく、空きスペースの有効活用にも一役買ってくれるフレーム。
あらかじめフレームを書いておいて、メモスペースにしたり、あとから好きなフレーズを描き込んだり、アレンジするのもおすすめですよ。
書き方のポイント
上の画像①:穂先の柔らかい2色のブラッシュペン(筆ペン)を使い、筆圧をコントロールしながらリースを書いていきます。枝から葉先に向かって描いていくのがコツです。
上の画像②:ペン先が平らになったマーカーで縦横に等間隔のラインを入れ、間に細いペンでラインを入れれば、簡単にかわいいタータンチェック柄が書けます。
上の画像③:先の細いペンで「□△○」を重ねていきます。単純な図形の組み合わせも、重ねることでかわいく仕上げることができます。
上の画像④:丸いスタンプを3色重ねてフレームに(ここではトンボ鉛筆のスタンプペン「プレイカラードット」を使用)。手書きの丸を重ねてもOKです。季節感やテーマに合わせ、暖色系でまとめても素敵です。
【2】「手書きフレーム」を活かした手帳アイデア(1)
黒をベースに、目立たせたい部分をフレームや文字の強弱でメリハリをつけたウィークリー手帳。イラストを描くことで、黒1色でもやわらかい印象を与えてくれます。
日付部分に切手のフレームを描き、花のイラストを描くことでパッと目を引くアクセントに。「Schedule」などの項目は、長方形に囲ってからもう一本線を加えることで立体感を出しました。
【3】「手書きフレーム」を活かした手帳アイデア(2)
「早起きする」「お弁当を作る」など、習慣にしたい項目を書き出してチェックしていくトラッカー。
トラッカーとは「追跡者」を意味する言葉で、このような習慣を書き出していくタイプをハビットトラッカーと呼びます。
右ページは映画鑑賞をした日を丸シールでチェック。映画のタイトルや感想をかわいいフレームで囲うことで、見返したとき、楽しい思い出がよみがえります。
フレームの中をカラーペンで塗れば、より華やかな印象になりますよ。
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手書きフレームで手帳やノートを彩るアイデア、いかがでしょうか?
少し手間がかかっても、「書く」ことは自分自身を豊かにするものだと思います。この連載を通じて、書いてみたい文字や参考になるようなアイデアが見つかったという方がいたら、とても嬉しいです。
下でご紹介している手帳の書き方ブックもぜひ参考にしてくださいね!
自分だけの手帳を書くアイデアが満載!『大人かわいい手帳&ノートの書き方』
『モダンカリグラフィーで毎日が楽しくなる 大人かわいい手帳&ノートの書き方』 島野真希 著 定価 1,300円(税別)
開くたびにわくわくする手帳を書いてみませんか?
はじめてでもマネするだけで上手にかけるアイデアが満載!豊富なフレーズ例や飾りで、自分だけの手帳が作れちゃいます。
(編集部より)島野真希さんの連載は今回が最終回となります。8回に渡って、ノートや手帳をもっと楽しむアイデアを届けてくれた島野さん、本当にありがとうございました!