「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「朝ノートで作る!マイストーリーの育て方」では、朝時間を活用して人生を変えた池田さんに朝時間×ノートの使い方、考え方をご紹介いただきます。ノートを用意して、一緒に朝ノート習慣をはじめませんか?
第14回:新年に自分リニューアル!早起きできるノート術(前編)
あけましておめでとうございます!朝イチ業務改革コンサルタントの池田千恵です。
この連載では、朝時間でノートに自分の過去(自分が紡いできた物語)や未来(これから紡ぐ物語)を描くことで、小さいころからの夢やワクワク、興味の向かう先を思いだし、未来の夢につながる「道しるべ」を見つける方法を紹介します。
連載14回目の今回はゆるくてもしっかり目標達成できる朝ノートの使い方について解説します。
今年こそ早起きしたいなら!「がんばらない」のがコツ
「一年の計は元旦にあり」ということわざの通り、新年は新しい習慣を始めるのにもってこいのタイミングですね。「今年こそ早起き生活を身につけよう!」と決意している方も多いでしょう。
とはいえ、めいっぱい背伸びした目標を立てると大変です。
「しっかり計画を立てなければ」
「早起きしなければ…」
と年始から自分を追い込むことになるとツライですよね。
朝は365日、毎日続くので、100%を目指さないことが長く続けるためのコツです!新年だからこそ、がんばらなくてもうまくいく目標の立て方を知りましょう。
「できた・できない」で自分をジャッジしないで
実は、目標達成や早起きに失敗してしまう原因は「できた・できない」の二元論になる目標を立ててしまうことです。
例えば「今年こそ朝5時半に起きる!」と目標をひとつに決めてしまうと、朝5時半に起きられなかっただけで落ち込んでしまいますよね。
長続きするためには、うまく行かなかったときのバックアッププランを複数決めておくことがポイントです。それを私は「朝活松竹梅」と名付けています。
できなくても落ち込まない「朝活松竹梅」とは?
朝活松竹梅とは、朝活を3段階に分けて目標設定する考え方です。例えば次のようなイメージで自分なりの「朝活松竹梅」を設定してみましょう。
「松」
松は、自分の理想とする早起きができて、時間を有効に使えたなど最高の過ごし方ができた場合
「竹」
竹は、時間通りには起きられなかったけれど、少し時間が作れた場合
「梅」
梅は、朝活としてはほとんど何もできなかったけれど、睡眠時間は取れた、朝日を浴びることができた、などできたことを数えることができた場合
このように前もって3段階の目標設定をしておけば、早起きに失敗したときも「失敗した」ではなく「今日は梅の計画を達成することができた!」と、「できなかった」ではなく「できた」というように認識が変わりますよ。
私の「朝活松竹梅」を紹介!
- 自分の「松パターン」「竹パターン」「梅パターン」がどういう状態か(水色の枠内)
- 「松パターン」「竹パターン」「梅パターン」のときに何をするか(水色の枠の下)
明日公開予定の後編では、年始に決意したことが続くノートの書き方をお伝えします。どうぞお楽しみに。
☆本連載は毎月1日・2日の公開です。
☆後編「年始におすすめ!決意したことが続く『朝ノート』の書き方』は、1/2(土)公開予定です。