朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『なにものにもこだわらない』。
人気小説家で工学博士の森博嗣が、なにものにも拘らない生き方の極意をつづります。朝読書にもオススメの一冊です。
『なにものにもこだわらない』
著者:森博嗣
出版社:PHP研究所
仕事や人間関係がうまくいかない。モヤモヤしてすっきりしない。もしもその原因が自分で決めたルールやこだわりにあるのだとしたら……。
「拘らない」ことの大切さについて書かれた本書。「新しい思いつきにブレーキをかけない」「拘らなければ、他者を許容することができる」「拘らなければ、臨機応変になる」などをテーマに、著者の座右の銘である「なにものにも拘らない」生き方や考え方をさまざまな視点でつづります。
固執しすぎる、拘りすぎると物事の本質が見失われてしまう。自分をがんじがらめにする拘りから解き放たれるためには、子どものように頭をまっさらにして、囚われているものをいったん忘れてみることが大切なのだそうです。拘りすぎず「一歩引いて考える」ことで、自分にとって大切なものが見えてくるかもしれません。拘らないと優しくなれるというのも印象的です。
著者が小説家になったのも拘らない生き方の証。作文を書くのが大嫌いだったのに、ある時、小説を書いてみようと思い立った。拘りからいつも自由、そんな生き方が痛快です。
自分の「拘り」と向き合うヒントが見つかります。頭と心をリセットしてくれる一冊をどうぞ。
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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