毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。金曜日は、今話題のニュースに関する英語表現をご紹介します♪
どれも同じじゃないの!?英語の「OK」「I’m OK」「It’s OK」の違い
皆さんは “OK.” “I’m OK.” そして “It’s OK.” この3つの違いをご存じですか?
「どれも同じじゃないの!?」と思われるかもしれませんが、ネイティブはこれらを全く違う意味で使っています。今日はその違いを見てみましょう。
OK:了解です
例)
Aさん:I’ll give that work to Yumi. (=この仕事ユミに頼もうと思って)
Bさん:OK. That’s sounds good. (=了解です。いいと思いますよ)
I’m OK:(健康面において)大丈夫です、(断りたいときの)結構です
“I’m OK.”は、健康に問題がない時や何かを断る時に使います。いずれの場合も、気遣って尋ねてくれたことに感謝して、下の例のように “Thank you.” を添えるようにしましょう。
例)
Aさん:Are you alright? You look pale.(=大丈夫?顔色悪いよ)
Bさん:I’m OK. Thank you for asking.(=大丈夫。心配してくれてありがとう)
It’s OK:気にしないで
謝ってきた相手をなぐさめたい時に便利なのがこの言い回しです。多くの場合 “No problem.(問題ないよ)” や “Don’t worry about it(心配無用です)” などと合わせて使います。
例)
Aさん:I’m sorry. I broke your pot.(=ごめん、あなたの壺を割っちゃった)
Bさん:It’s OK. Don’t worry about it.”.(=大丈夫だよ、気にしないで)
同じ “OK” でもかなりニュアンスが違いますよね!どれも日常会話で使用頻度の高いフレーズなので、ぜひこの機会に違いを覚えておきましょう♪
☆この連載は<毎週金曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!