“price”だけじゃない!「価格」を表す英語4つの使い分け方

 

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“price”だけじゃない!「価格」を表す英語4つの使い分け方

最近では、布マスクの配布にかかる費用が総額260億円、とのニュースが話題になりましたね。英語には「費用」や「価格」などを表すための表現がいくつか存在しています。今回はそれら英語表現の使い分けについて、少しだけ掘り下げてみましょう♪

price=物そのものの値段、価格

商品の価格を指す、一般的な表現です。

 

例)The price of the stock plummeted after the recall was announced.(欠陥商品回収のニュースを受けて、その会社の株価は急落した)

cost=かかった費用をすべて含んだもの、コスト

priceと同様に日本語での会話でもよく耳にするcostには、対象となるものごとにかかったありとあらゆる費用の総額、という意味があります。これをふまえると

例)at any cost/at all costs(どんな費用をかけても/なにがなんでも)

という表現も、よりスムーズに理解できるかもしれません。ちなみに、“expense” はcostのフォーマルな表現となります。ビジネスシーンなどで、「経費」を表すときにも “expense(s)” を使います。

例)We’ll need to cut expenses more if we want to make a profit.(利益を出すには、さらに経費を抑えなければならない)

charge=サービスに対して支払う料金

銀行やホテルといった場面で用いられる、サービスに対する料金を指す言葉です。

例)Additional error correction is available for an extra charge.(追加料金をお支払いいただきましたら、誤記の修正も追加することができます)

ちなみにこの “charge” には、「非難」「義務」「世話」など、「料金」以外にもさまざまな意味や用法がありますよ。

fee=専門的なサービスに対して支払う代金、報酬

ネイティブのなかには “charge” と同様の使い方をする人もいますが、feeは同じサービスでも、「手続きやプロセスが複雑で、時間のかかる」サービスにかかる費用を指します。例えば、弁護士費用や、学校への入学金などが対象となります。

例)I have to pay a fee for a consultation.(専門家への相談料を払わなければならない)

ちなみに同じサービスでも、電車やバスなどの運賃には “fare” を使います。

いずれも「価格」や「費用」を表す言葉ですが、さまざまな違いがあります。ビジネスシーンではもちろん、海外旅行先でも役立ちますので、是非覚えておいてください♪

(記事協力:テンナイン・コミュニケーション

 

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