『パンがなければケーキを食べればいいじゃない』
なんて言ってないのに、飢饉にあえいだ民衆は
憎む誰かを見つけたくて、それが
かのマリー・アントワネットの言葉だと
いともたやすく信じたとか、そうでないとか…

 

おはようございます。

 

世界的なコロナウィルスの感染ニュースで
心配な日々をおくっていらっしゃるのは
シアトルも日本も同じようです。(2020年3月14日現在)

全米初の死者が出たここワシントン州では
州知事が2月末日にすでに
State of emergency非常事態宣言をし
ニュースでも連日、報道されています。

日本でもマスクや消毒剤の在庫切れや転売騒ぎ
デマによるトイレットペーパーやティッシュの
買い占めなんかが起こっているようですが

ここシアトルでは日系スーパーから
一番最初になくなったのはお米意味不明!

どうやらイタリアではパスタ
ドイツではじゃがいものようなので
とりあえず主食を備蓄したい
危機感の表れななんでしょうね…涙

アメリカだったらマクドナルドごと
備蓄しましょうこうなったらピザ屋でもいい。

と、東日本大震災を経験して
ちょっぴり強くなった(と思っている)私は
ついこの状況を俯瞰するどころか
辛辣に見ちゃうんですよね…

パニックになってるみなさんごめんなさい。
でも、お願い。一回落ち着いて。

パンがなければケーキを食べればいいなんて誰も言ってない。
(ルソーの創作)
お米やパスタ、トイレットペーパーがなくなるとしたら…
それは自分たちで買い占めちゃうから。

 

どうやらイオンなんかはトイレットペーパーの
無限供給をしているようですし。

私の友人たちはマスクの手作り始めてるみたい。
なので1つくらいみなさまのお役に立ちたい
そんな私からはこんな情報をお届けします!

 

題して『消毒剤がないなら
自分で作ればいいじゃない』
を。

 

それもこれも、近所のスーパーで見かけた
この貼り紙から。
Due to high demand and to support all customers,
we will be limiting the number of Sanitization,
Cold and Flu related products to 5 each per customer.
Thank you for shopping with us.

高い需要と全てのお客さまへのサポートのため
消毒剤・風邪・インフルエンザ関連製品の
ご購入数をお客さまお1人5点までに制限します。
弊店をご利用いただきありがとうございます。

 

わわわ、ワシントン州で感染者が出たとはいえ
流行しているのは湖を隔てた某市だし
特に商品の陳列に影響がなさそうだと思ってた
近所のなんてことないスーパーまでこの始末とは

と、ちょっぴり驚いていたら
さすが、タダでは転ばないアメリカ。
その隣にこんな貼り紙も併せて貼ってある流石。

DIY Disinfecting Spray:手作り殺菌スプレー

材料にウォッカ、と書いてあって
消毒できるレベルにアルコール度数が高い
そんなウォッカ日本では入手が難しいはずなので
この貼り紙は参考にせず…

 

CDC=アメリカ疾病管理予防センターの
ウェブサイトを参考にHand Sanitizer:手指消毒剤
作り方をご紹介したいと思います。

 

【材 料】
◎消毒用アルコール液 2/3カップ
◎アロエベラのジェル 1/3カップ
〇香りを付けたい場合はエッセンシャルオイル
8〜10滴

◇ボウル・スプーン
◇ろうと
◇消毒剤を入れるボトル
◆気になる場合は手袋を使用

※アロエベラのジェルってあんまり日本では
見かけないような…その場合はアルコール 2/3
皮膚軟化クリームや乳液類 1/3でもOKだそうです※

 

【作 り 方】
①アルコール、アロエベラ、(と追加したい方は
エッセンシャルオイル)をボウルに入れて
スプーンで混ぜる。
※アルコールが直接皮膚に付かないように注意※

②①をろうとを使ってボトルに移す。以上。

ここで重要なのが、アルコール含有量が
最低でも60%以上
であること。
それだけ気を付ければ簡単なので
もし、消毒剤が見つからなくて困っていたら
お試しください、もしよければ。

 

ただ…そもそもCDCでは消毒剤ではなく、
しっかり石鹸と水で手を洗うことを推奨していて
消毒剤はそれが叶わない場合やさらにプラスの策。

なのでまずは手を洗いましょうね♬
結構「正しい手の洗い方」
忘れている方いるかもしれないので
改めてやってみるのもいいかも。

 

 

ここ1か月、ずっと関連の話を書くか書かないか。
または、どこかで楽しんで来たって話をして
所詮、日本での苦労を知らないんだろうな、と
みなさんに不快感を与えてしまうんじゃないか。
などと色々考えてはみたんですが

旅行の話は後にできてもやっぱりコロナの話は
避けて通れないんじゃないかと思い
今日の投稿に至りました。

色々なパニックから起こる
ヒステリー現象は避けたいもの。

ここが正念場。

よくよく考えても世界的に見て
今の日本の対応は数字に結びついていて
素晴らしいなと、理由はなぜなの?と
よくアメリカの友人に聞かれます。

自信を持って!日本やっぱりわかってる
がんばってる!誇りに思います。

落ち着いて対応すれば
このウィルスが本当に恐怖すべきものなのか

きちんと情報の発信元を確認しながら
都度対応していけたら
本当にそれほど焦るべきものなのか
自ずと理解できるかと思います。

 

みなさま、どうぞSweetな1日を♡

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

【アメリカ・シアトル】Sweet Morning Delivery from Seattle

米国・シアトル在住レポーターから届くシアトルの朝時間
Written by

はらだちほ(アメリカ在住)

(アメリカ・シアトル 滞在中)

会津若松で生まれ 夢の『海外での大学生活』に破れ上京。 インド〜ネパールに学生時代を捧げ TV→広告代理店→コスメ→IT企業と転職 合間に旅を重ね、震災を機に会津へ戻り、 復興イベントなどを手掛け、 新たな舞台に相応しいのかシアトルへ。 暮らすように旅して、旅するように暮らしてます♪

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