おはようございます♬
先日のニュースで日本も緊急事態宣言が発せられ
政府が外出の自粛を要請したと耳にしました。
みなさまいかがお過ごしですか?
私の住んでいるアメリカでは
ヨーロッパの厳しいロックダウンから少し遅れて
各州が各々のタイミングで緊急(非常)事態を宣言。
『緊急事態』は英語で『State of Emergency』
緊急(非常)事態宣言は、英語でdeclaration of a
state of emergency、と表記します。
前回の記事でもご紹介しましたが
それがたとえ自分で選んだ政府であっても
誰かに何かを強制されるのが大嫌いなアメリカ人
ロックダウン(Lockdown)という響きが
強制力を感じさせるので
これまた各州、頭を捻って色々な言い方で
外出を制限する法令を発していました。
ここシアトルのあるワシントン州は
『Stay Home Stay Healthy』という名称。
要するに、Stay Home=家に居て
Stay Healthy=健康を保ちましょう、という意味。
少しイメージが和らぎますよね。
長い長い鬱々とした雨の日々が終わって
シアトル市民が心待ちにしていた太陽が顔を出す
そんな時に「家にいてください」と言われるのは
いくら普段内向的で大人しいシアトル人でも
少し厳しい…
そんな中、世界的なこの危機を
地域に住む住民たちが一体となって乗り切るため
シアトル市長が掲げたスローガンが
『We Got This Seattle』
#WeGotThisSeattle
意味は、敢えてこう訳そうと思います。
『がんばろうシアトル』
We got this.は、とてもすごく素敵な言葉で
私たち(が一緒)なら出来るよ!とか
(一緒に)やったろうぜ!なんてときに使う言い方。
自分たちの可能性を信じて一緒にがんばったら
きっと実現できる♬と相手も自分もそこにいる
みんなを励ますことができるフレーズ。
そんな市長のスローガンをハッシュタグを付けて
SNSに投稿するのが今流行り。
シアトルのランドマーク・スペースニードルも
タワーのてっぺんに #WeGotThisSeattle をUP!
うちから少し遠いのと風がちゃんと吹かなくて
うまい具合に写真が撮れないのですが
写真、ご覧になりたいって方は
こちらの記事からご確認いただけます♡
そして悲しいことに、日本と違って
街に人がいなくなると
よくないことが起こるのがアメリカ。
通りに人が少ない=目撃者が減る
お店が開いていない=店内にはお酒や現金が?
というバカげた法則の元
いつもより強盗の件数が増えてしまうんです…涙
そんなわけで休業を決めたお店は
窓ガラスを割って強盗が入ってこないように
窓や玄関ドアにベニヤ板を打ち付けて
お店を保護し始めています。
家にずーっといて気が付くと食べてばかりの私。
『Stay Home Stay Healthy』は
健康維持のためのジョギングや散歩はOKなので
毎朝、近所を散策しているのですが
最近の楽しみは2つ。
このベニヤ板に、素敵な絵が描かれている
お店が日に日に増えているのでそれを探すこと。
今日はご近所の日本食レストランadanaのベニヤ。
そしてもう1つが、全米の様々な街で
見かけるのでは?と思われる
『アスファルトに描いた落書き』を探すこと。
猫が「私たちはきっと大丈夫」って言ってるやつ
『休憩用の木』と矢印があるやつ
確かにこの木。
よく子供たちが登って太い枝に座ってたり
近所のご夫婦がここで休んだりしているの
よく見かけるんです。
今度私も登ってみようかな 笑
厳密には落書きではないんだけど
通りにこんなものが落ちていてよ〜く見ると
カップに貼り紙「Tip if u think we have sick
Voley ball. money ↑↑」
バレーボールがかっこいいって思う人はチップを
(お金はこちら↑↑)
多分、近所の子供が書いたもの。
散歩の行きも帰りもカップをのぞいてみたけれど
誰もチップを入れていなかったので
バレーボールはそこまで好きではないけれど
とりあえず50セントほど入れておきました 笑
他にも、窓にたくさんのテディベアを飾って
通りを歩く子供たちに見つけてもらう試みや
私の住むエリアでは消防車が、全ての通りを
ゆっくり通って子供たちが窓から覗いていたら
ベルを鳴らすなんてこともありました。
(日本だとうるさいって苦情が来そうだけど…)
不要不急の外出を避ける。
これが1か月以上も続いているとなんだかんだと
気持ちが落ち込むこともあるんだと思います。
そんな中、道ゆく人たちを笑顔にしてくれる
小さなアーティストたちへの感謝を込めて。
朝時間をご覧の皆様、今が辛抱のしどころです。
We Got This!一緒に頑張りましょう。
皆様がSweetな1日を過ごせますように♡