毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。金曜日は、今話題のニュースに関する英語表現をご紹介します♪
“Teach me”はNG!?「教えてください」を意味する英語表現2つ
春は、転職や異動の季節。引き継ぎの際には「教えてください」というひとことをよく使うと思います。英語にそのまま直訳すると ”teach me” ですが…これって実は、NGの場合があります。
今回は、「教えてください」という英語表現についてご紹介します。
Could you tell me~?(=~について教えてください)
例)Could you tell me when the deadline is to submit a draft proposal?(=企画提案書の提出期限を教えていただけますか)
日本語では情報が欲しい時に、「ご教示ください」と言いますが、英語のteachには、先生が生徒に勉強を「教える」というニュアンスがあります。
そのため、teachを使うと、上記の場合は「締切」という言葉について質問しているような意味になってしまう場合があります。teachではなく “tell” を使って表現するのが自然ですよ。
“could you tell me ~” の他には、以下の表現も使えますよ。
let me know ~(=~について教えてください)
例)Could you let me know when the deadline is to submit a draft proposal?(=企画提案書の提出期限を教えていただけますか)
“Could you please let me know~” と、 ”please” を付けるとさらに丁寧になり、目上の方や社外の相手にも使える表現になりますよ。
入学、就職、引き継ぎなどが増える新生活シーズン。「教えてください」をマスターして、よりスムーズなコミュニケーションを目指していきましょう!
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)