旅行の際は気を付けて!アメリカのトイレ事情

 

おはようございます♬

今朝はアメリカ、特にNYや私の住んでいる
西海岸あたりで増えてきた新しいトイレの形。

ALL-GENDER RESTROOM』イコール
『全ての性に対応するお手洗い』について。

 

朝からトイレの話って微妙?
すみません。

でも、これから春休みやゴールデンウィーク
夏休みに初めてアメリカを旅する方に大切なお話
かも、しれないのでぜひご紹介させください。

ALL-GENDER RESTROOM』。

日本では「ユニセックストイレ」や
「ジェンダーフリートイレ」と呼ばれる
性別に関係なく利用ができるトイレのこと。

赤ちゃんのおむつを替えたいけれど
おむつ替えシートは女性用トイレにしか
付いていないとか、男性トイレはガラガラなのに
女性トイレは長蛇の列、といった問題を解消する
そんなイメージが日本では強いかもしれません。

 

でもアメリカで、特に私の住む
シアトルではどちらかと言うと
もっとLGBTQ(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・
トランスジェンダー・クイア)
にフォーカスして
ニュートラル、を第一に考えている気がします。
※LGBTについてはこちらが詳しいかも

 

男性の体で生まれてきたけれど心は女性の人が
男性用のトイレを使うのは苦痛なはず。
(想像してみてください、女性が1人だけ男性用の
個室じゃないトイレを使うなんて考えられます?)

男性用・女性用と明記することで利用者を
2通りに制限するのではなく
さらに男性・女性を2つに分けて考えるのはなく
そのどちらとも自認していない人(自分を男性・女性
と2つの性別に分けて考えたくない人)
に対しても
『ニュートラル』であろう、という考え

これが最近のアメリカのトイレの考え方。

と、いうわけでアメリカのホテルや美術館の
トイレでこんなサインを見つけたら
あ!あれのことね、と使ってみてください♬

 

【本日ご紹介したお役立ちワード】
Gender(ジェンダー)=性別

Gender Free(ジェンダーフリー)
=固定的な性別による役割分担にとらわれず
男女が平等に自らの能力を生かして
自由に行動生活できること

Unisex(ユニセックス)=男女の区別がない

Neutral(ニュートラル)=中間・中立
いずれにも偏らない

日本でも、違う意味合いが強かったとしても
広がるこの運動、認知が深まること祈ってます。

 

今日はいつもと趣向を変えてこんな話題でしたが
みなさま、どうぞSweetな1日を!

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

【アメリカ・シアトル】Sweet Morning Delivery from Seattle

米国・シアトル在住レポーターから届くシアトルの朝時間
Written by

はらだちほ(アメリカ在住)

(アメリカ・シアトル 滞在中)

会津若松で生まれ 夢の『海外での大学生活』に破れ上京。 インド〜ネパールに学生時代を捧げ TV→広告代理店→コスメ→IT企業と転職 合間に旅を重ね、震災を機に会津へ戻り、 復興イベントなどを手掛け、 新たな舞台に相応しいのかシアトルへ。 暮らすように旅して、旅するように暮らしてます♪

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