みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代」です。
心が楽になる2品弁当。新連載第9回目の2品弁当は
- 牛こま肉と野菜の焼き肉
- 目玉茹で(卵)
のレシピをご紹介します。
市販の焼肉のたれでサッと作る「焼き肉弁当」は、ガッツリ弁当を作りたい時にとても便利!
野菜も大きめ&たっぷりで。肉を焼くのと同時進行で野菜はレンジ加熱しておくので手早く作れます。
そして、今回は、目玉焼きのようなゆで卵のような(笑)、「目玉茹で」の作り方をご紹介します。
ポーチドエッグの簡単バージョンなのですが、水分少な目でも美味しくやわらかくできます。「目玉焼きを作ろうと思ったらフライパン使用中」「ゆで卵作るのは時間がかかる」という朝に、思い出してみてくださいね。
市販のたれでパパっと!「牛こまと野菜の焼き肉」と「目玉茹で卵」2品弁当
1品目 目玉茹で
(材料)1人分
- 卵 1個
- 酢 小さじ1
- 塩 小さじ1/3
- 水 カップ1
(作り方)
1) 小鍋に、酢と塩と水を入れて強火で熱し、沸騰後中火にして卵をそっと入れる。
2) 菜箸等で、卵のまわりをぐるぐると回して、余分な白身が卵につくように丸く形を整える。
3) 蓋をして弱めの中火にして3分程度加熱する。火が通っていたら、網杓子等ですくい上げて紙タオル等にとって水気を切っておく。
2品目 牛こま肉と野菜の焼き肉
(材料)1人分
- なす 小1本(100g)
- たまねぎ 1/4個(50g)
- ピーマン 1個(30g程度) ※野菜はあるものでなんでもOK。合計の重量がお肉の1.5倍強くらいの野菜多めにしています。
- (A) ごま油 小さじ1/2
- (A)塩 少々
- 牛こまぎれ肉 100g
- (B)酒 小さじ1
- (B)塩 こしょう 少々
- (B)かたくり粉 小さじ1
- ごま油 小さじ1/2
- 焼肉のたれ大さじ2~3 ※たれは多めが美味しいです。
(作り方)
1) なす、たまねぎ、ピーマンは、一口大に切り、耐熱容器に入れる。(A)の塩とごま油をからめる。
2) 蓋をして、電子レンジで3分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(容量 850ml レンジ加熱温度500w)を使用しています。野菜を大き目に切っているのと、多めなので3分は加熱時間が必要です。
3) 牛肉には(B)をもみこんで下味をつけ、かたくり粉をまぶす。フライパンに、ごま油を入れて中火で熱して並べ入れて両面焼く。
※こま切れ肉は、きれいに広げなくてもok。適当に広げながら粉をまぶして焼いてください。
5) レンジ加熱した野菜と、焼肉のたれを入れて炒める。
6) 汁気を炒り飛ばし、全体をこんがりと炒める。
※最後火を強めて、ちょっと焦げ目がつくくらい焼くと香ばしく美味しいです。
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。(今回は2段のお弁当箱です)
※冷ます時には割りばしや畳んだペーパーや小さな器等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます。
2) おかずを底にまずは1段詰める(卵を入れるところは空けておく)。
3) 卵を半分に切って詰める。そのまわりに、肉や野菜をきっちりと詰めていく。
※肉と野菜を混ぜて入れるのではなく1種類ずつ分けて詰めると、2品弁当でも仕上がりが綺麗です。
4) おかずの全体にいりごまをちらし、糸唐辛子(なければ七味や一味等)をのせる。紅ショウガをご飯の上にのせる。
※分量外の材料(ごはん1人分、いりごま(白)、糸唐辛子、紅ショウガ・・各適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
野菜はレンジ加熱してから肉と合わせるので、あっという間に仕上がります。
牛こま肉には下味をつけて、粉でコーティングして焼くと、赤身等の脂の少ないお手頃な価格の牛肉も冷めてもやわらかく美味しくいただけますよ♪
2品でもお肉と野菜たっぷり!簡単で満足感のあるお弁当です。
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!