おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
【大田区・糀谷】揚げたてふわふわのあげぱんが格別!「ブーランジェリー・ミモレット」
京急の糀谷駅から徒歩5分。改札を出ると大きな通りがあるので、蒲田方面に直進。日の出通り交番前の信号を左折。ガソリンスタンドが見えてきたら近づいている証拠です。
そこを左折して10mくらい歩くと「ブーランジェリー・ミモレット」はあります。
突然ですが、「あげぱん」発祥の地をご存じですか?これには諸説ありますが、昭和20年頃、大田区で学校給食を作られていた方が、かたくなったパンをどうやったら美味しく食べられるか?と考え、油で揚げて砂糖をまぶし、病気で学校を休んだ児童の家に届けさせたのがきっかけで、その後、都内はもとより全国に広がっていったのでは?と言われているそうですよ。
「あげぱんってレトロな感じのするあのパンね。」と思ったら大間違い。
ブーランジェリー・ミモレットには3種類のあげぱんがあり、蒲田あげぱん(さとうバージョンときなこバージョン)と、下町ボブスレーあげぱんなんていう名前の、ブラックカカオとチョコチップ入りのパンを揚げてグレース(砂糖がけ)で仕上げたものがあります。
とにもかくにも嬉しいのは、蒲田あげぱんは、注文してから2分待つと揚げたてを食べることができるということ。もちろん、待ちます(笑)
あっ、ボブスレーなんて変わり種もあると紹介しておいてなんですが、この時は「さとう」を頂きました。
ふんわり柔らかいクラムに甘くたっぷりかかったお砂糖。懐かしい味。結局、こういうのって普遍的に美味しいよなと。それは色々なパンを食べ歩くようになった今でも変わりません。
もうひとつ、感動的に美味しかったのがこちら、ちくわの磯辺揚げ。
もともと、ちくわの磯部揚げ自体好きなのですが、こちらのは、海藻入りのもちもち生地にチーズ入りのちくわが入っていて、かなりあとひくお味。
基本的にチーズの入っているパンが大好きな私は、食べるパンの幅を広げるために極力チーズ入りパンは食べないようにしているのですが、「試食してみます?」の甘い誘惑に負け頂いたら止まらなくなりました。これ、めちゃくちゃ美味しいです。
お店自体は3~4名くらい入るといっぱいになってしまうのですが、スタッフの方が親切で、惣菜系、サンド系も充実。
週末、こちらでパンを購入して、羽田空港の展望デッキで頂く…なんて贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
ブーランジェリー・ミモレット
住所:東京都大田区南蒲田2-8-11
電話番号:03-3735-0850
営業時間:7:30~19:00
定休日:日・月曜日
Facebookページ:https://www.facebook.com/mimolette0512/
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