8月15日:今日は「すいとんで平和を学ぶ日」
「すいとん」は小麦粉に水を入れて混ぜ、手で丸めたりちぎって塊にしたものをスープや汁で煮たもの。日本に古くから伝わる料理で、戦時中の代用食としても食べられていたすいとんは、短い時間で簡単にできてボリュームがあるので、ごはんやパンがないときに活躍してくれる一品なんですよ。
今日は、そんな「すいとん」をおいしく作るコツを調べてみました☆
簡単でおいしい!「すいとん」作りのコツ
- 「強力粉」をつかう
小麦粉には、パン向きの「強力粉」、お菓子向きの「薄力粉」、麺・うどん向きの「中力粉」がありますが、すいとんにはもっちりした弾力がでる「中力粉」や「強力粉」を使うといいそうです♪
ただし、こねると生地が固くなってしまうので、団子の粉や白玉粉でお団子をつくるときと同じように、水をあわせたら「耳たぶくらいの硬さ」になるまで混ぜてみてください。
- 丸めるときは「くぼみ」を作る
生地ができたら、手やスプーンを使って丸め、茹でていきます。
丸めるときは、どんな形でもいいのですが、まんまるの球状ではなく、真ん中に少し「くぼみ」を作ることで、中心にも熱がうまく伝わり、短い時間でうまく茹で上がるといわれていますよ。
なお、生地をつくったあと、茹でるまでの時間に余裕があれば、丸める前に生地を冷蔵庫に30分ほど寝かすと、粉と水分がなじみ、しっとりとした生地になるんだそうですよ〜!
- 別鍋で「下茹で」をする
すいとんを丸めたら、お汁やスープなどでそのまま火を通すこともできるのですが、粉の成分が出てスープがにごったり、どろっと粉っぽくなってしまいます。
まずはスープに入れる前に、別の鍋にお湯を沸かしてすいとんを下茹でするのが◎
沸騰したお湯に丸めたすいとんを入れ、浮いてきたら茹であがり。ざるなどにとってから、スープやお汁で温めるようにしてみてください。
すいとんは簡単にできて、汁物やスープにのボリュームをアップしてくれるので、パンやご飯がない日の朝ごはんにはもちろん、お子様と一緒の夏休みクッキングにもおすすめですよ♪
「すいとんで平和を学ぶ日」とは?
愛知県犬山市で草の根の平和活動を行っている「すいとんの会」が制定。こどもたちに戦争や原爆の愚かさや悲惨さについて語り、戦時の代用食とされた「すいとん」を食べながら食糧難のことなどを話して平和の尊さを伝える。日付は1945年(昭和20年)8月15日の「終戦の日」は現在まで続く平和の始まりの日でもあるとして、平和を学ぶのにふさわしい日との思いから。
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