おはようございます!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。
朝食にパンを食べる方も多いと思いますが、ご飯よりパンの方が太りやすいことをご存じでしょうか?夏に向けてダイエットをしたいあなたに!太りにくいパンの食べ方をご紹介します。
パンが太りやすいのはなぜ?
ご飯と比べてパンが太りやすいのは、様々な理由があります。一番大きな理由としては、GI値が高いということ。
GI値とは、食後の血糖値の上昇スピードを数値化したものです。白米の84に比べると食パンは91と高め。さらに甘いジャムを付ければGI値はさらに高く跳ね上がるでしょう。バターや砂糖が使われているので、パンは高カロリー。特に市販の菓子パンは1個で600kcalもあるものも!
つまり、パンは血糖値を急上昇させ、糖質、脂質を摂りすぎて脂肪を溜め込みやすくする食品なのです。
そして、パンは食べやすくお腹がいっぱいになりにくいので、満腹になる前に何個も食べてしまうことも…。いくら朝食とはいっても、パンの食べ過ぎには注意が必要です。
「順番」と「食べ方」に気をつける
太りやすくても、やっぱり朝食にはパンが食べたい!という方におすすめの、太らない食べ方をご紹介します。
それはやはり、血糖値の急上昇を抑える食べ方。空腹時にいきなりパンを食べると血糖値が急上昇しやすいので、パンは最後のお楽しみに取っておきましょう。血糖値の上昇を抑えるためには、まずは、食物繊維たっぷりの野菜から食べます。サラダや野菜スープ、グリーンスムージーもいいでしょう。
その後に目玉焼きやウィンナーなどたんぱく質を摂り、最後にパンを食べます。
なお、白いパンよりなるべく精製されていない黒っぽいパンのほうが、GI値は低くなります。
また、何かをつけるなら、ジャムよりはハチミツ、バターよりはオリーブオイルがおすすめです。
「手づくり」してみよう
市販のパンはどうしてもGI値、糖質、カロリーともに高くなりがち。食品添加物やグルテンも気になりますよね。アメリカでは禁止されている食品添加物が、日本では規制されておらず大量に含まれている物もあります。
そこで、ダイエットのためにも、安心安全のためにも手づくりパンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
砂糖を天然のカロリーゼロ甘味料にしたり、バターや砂糖を使わないレシピにしてみたり、糖質の高い小麦粉を、糖質低めのおからパウダーや大豆粉、ふすま粉にするなど自分で材料をチェンジできます。
ホームベーカリーをお持ちの方なら、作り方はとっても簡単なはず。ホームベーカリーに夜のうちに仕込んでおけば、朝食に美味しい焼きたてパンを味わうことができます。
いかがでしたでしょうか?パンを含め、小麦粉を多く含む食品は特に腰まわりに脂肪がつきやすいと言われています。これから真夏に向けて夏のファッションを楽しむためにも、太りにくいパンの食べ方をぜひ実践してみてくださいね。