週水・金曜日更新!オンライン型英会話学習教材「シャドースピーキング」事務局とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。水曜日は、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
「結婚を祝う」はどっち?”celebrate”と”congratulate”の違いとは
6月と言えばJune bride!
日本語では、結婚する友人を「祝う」ことも、結婚記念日を「祝う」ことも、どちらも同じ動詞(祝う)を使いますが、英語の場合は注意が必要です。
英語では、結婚する友人を「祝う」場合は”congratulate” を使い、結婚記念日を「祝う」時には”celebrate” と、同じ「祝う」でも違う単語を使うのです。
“Let’s congratulate him on his marriage.”(=彼の結婚をお祝いしよう)
のように”congratulate”は、”congratulate+人+on” で、人を目的語にとり、何かについて「誰か」を祝う場合に使います。
一方“celebrate”は
“We celebrated our wedding anniversary with champagne.”(=結婚記念日をシャンパンでお祝いした)
のように ”celebrate”の後には人ではなく、記念日や催しなどを祝う場合に使われます。
つまり、「結婚を祝う」と言いたいとき、”congratulate” も ”celebrate” も、両方使われますが、「誰か」を祝うのか、「記念日」を祝うのかによって、使い分けが必要になります。
日本語にすると同じ「祝う」という意味になるので、「何を祝うか」に気を付けて使いましょう!