「おもてなしを考えるコツ」

 

南アフリカからおはようございます。皆様、どんなクリスマスを過ごしましたか?

私はクリスマスが終わり、ほっと一息ついているところ、です。

今日は今年のクリスマスランチを振り返り、「おもてなしを考えるコツ」について。

わたしの頭の中は、12月25日は家族みんなが揃って食卓を囲むので、おもてなしのイメージを前日までに少し考えるところからスタート。

デコレーションなども素敵にしたいけれど、急遽色々と買い込むのはあまり好きではないので、家にあるものを大活用することに。

前日は、ダイニングテーブルにカトラリーをセティングし、イメージを固める。(南アフリカは夏なので、明るい印象のオレンジが入ったお皿を選択)

今まで頂いたギフトのリボンはなるべく大切にとっておいてあるので、その中からクリスマスに似合いそうなカラーや素材のものを選び、家族を結ぶという意味を込めて乾杯グラスに結んでお祝いの印を。手軽だけれど、可愛らいくなる。

パーティーが始まったら、自身も参加型でなるべく動かなくて済むよう、サイドテーブルには余分なお皿やグラス、ペーパータオル、お手拭き、フィンガーボウル、お水などを予めセッティングしておくのもポイント。(ああ、これがすぐ手の届くところにあるといいな。や、レストランでキャッチしたおもてなしアイディアを活かす)

また、温めておきたいお料理は、卓上のフードウオーマーをセッティング。(日本ではあまり馴染みがないかもれしれないけれど、ホームパーティーが多いような国では家庭で使われている)

さて、当日は早朝から部屋のイルミネーションに灯りをつけ、クリスマスソングを流してお料理の準備開始。

サラダはカットしておき、直前に盛り付け。味の濃いお料理も多いので、サラダにはドレッシングは使わずシンプルに薄めの味付け卵とクリームチーズで味に変化をつける。(ターキーはサラダと一緒に食べても美味しいので)

ガーリックトーストやベイクドポテトなどはアルミホイルで包み、保温効果を。(洗い物も少なくすみ、残ってもそのまま包んで冷蔵庫へ入れられる)

家族が毎年クリスマスで食べるものや、好きな食材を考えて、メインになるものをお肉、魚介類と2つ決める。今年はターキー、エビのオーブン焼き。(オーブンは海外特有の大きなものなので、一度に2種類以上大量に作れるし、焼いている間に他の作業ができてやはり便利。何より熱々なメニューがあるというのはパーティーでは大切な気がする)ちなみに、日本ではグラタンやシチューやポットパイなども定番メニューとして上がるが、夏の南アフリカでは登場しないメニューなので、メニュー決めに少々悩んだ。

ターキーはスタッフィングにすり潰したピスタチオとブランデーを加えること、表面にベーコンを覆うことがポイント。ベーコンの旨味と脂が染み込みターキー自体の焦げ付きを防止し、外はパリパリ、中はジューシーに仕上がる。

エビのオーブン焼きはガーリックベースのオイルでマリネしたものをレモンバターソースをかけて焼いたもの。(特別な日は立派なエビを使うことで、食べ応えもありシンプルな料理も華やかに見せてくれる。)このエビは天板2つ分、約40尾準備。

サイドディッシュは簡単だけれど箸休めになるようなもの、日持ちするよなものを考える

今年は、生のスイートコーンのバターソテー、マッシュルームとチリのオイル煮、ズッキーニのマリネ。(ついでに年末に向けて家にあった冷蔵庫の食材を整理)

水菓子はライチ(生のライチが手に入るシーズンが来たので。グラスに入れて涼し気

決して難しい料理や手間がすごくかかるものは作っていないけれど、家族も喜んでくれたので良しとする。(頑張りすぎず、自分のできる範囲でおもてなしを考えるところから

最終チェックは全体像を見ること。景色も含めた空間作りと、今年のテーマカラーはグリーンとオレンジにしたのでバランスはどうかな?(テーマカラーを決めるとテーブルコーディネートがシンプルに決まっていく)

最後に冷えたお酒を選べるように幾つかテーブルに置いて完成。(予めお酒の好みを把握しておく心配りを

今後のパーティーでのおもてなしや来年のクリスマスメニューの参考になれば嬉しいな。

 

MAI

 

 

 

 

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Nice to meet you!

【南アフリカ共和国】Rainbow Tune!!!!!

南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ在住レポーターから届くカラフルな朝時間
Written by

Mai(南アフリカ共和国在住)

(南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ在住)
日本では看護師、料理家、フードコーディネーター、公認サルベージシェフとして活躍。2017年3月南アフリカ人の夫と共にヨハネスブルグへ移住。南アフリカの日常から、まだまだ知られていないカラフルな魅力を発信していきます。
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