今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、日曜日の絵本。
おーい、おいで。誰かに呼ばれて生まれてきたぼく。この世界にぼくを呼んでくれたのはだれ?
ぼくを抱いて家につれてきてくれたおとうさん? それともおかあさんがぼくを呼んでくれたの?
ありんこやみつばち、そよ風やわた雲、おにいちゃんもおねえちゃんも。フクマルが初めて出会って一緒に遊んだみんながあなたを呼んだのね。
ぼくをこの世界に呼んでくれたのはだれ? そう尋ねるたびに子犬のまっさらな世界が生き生きと色づいていくようです。そして、この言葉はきっと「ぼく、みんなが大好き」という意味と同じ。
フクマルの真っ黒な瞳を見つめて、ピンと立った耳にそっと話しかけたい。私もあなたが大好き!!
生まれるってこんなに素晴らしいこと。フクマルの喜びが伝わってきます。子犬が愛おしてくてたまらなくなる絵本です。
『おいで、フクマル』
作:くどうなおこ/絵:ほてはまたかし
出版社:小峰書店
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イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しいにちようびを。
Love, まっこリ〜ナ
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