今日のカフェボンボンの本棚は、ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランにちなんだ本を。以前もご紹介した素敵な絵本をもう一度この機会に!
一日の始まりに口ずさみながらページをめくれば、元気がわいてきます!!
『はじまりの日』
著者:ボブ・ディラン/絵:ポール・ロジャース/訳:アーサー・ビナード
出版社:岩崎書店
『はじまりの日』の原題は「Forever Young」(いつまでも若く)。アメリカを代表するロック・ミュージシャンのボブ・ディランが、息子さんのことを思いながら作った名曲です。「毎日がきみのはじまりの日」と歌う、父親の温かな言葉と楽しい絵が響き合います。
きみが 手をのばせば
しあわせに とどきますように
きみのゆめが いつか
ほんとうに なりますように
訳はアメリカの詩人アーサー・ビナードさん。この絵本のために、歌って楽しめる日本語をつけました。遊び心いっぱいの絵には、ディランに影響を与えた人たちが散りばめられて、そこからまた新しい世界が広がっていきます。
『はじまりの日』の「朝時間」は、子どもの旅立ちの朝。赤い車にギターを積んだら、風に吹かれて国道61号線をどこまでも行こう。今まで一度も行ったことのない場所を探して。
そういえば、Appleのスティーブ・ジョブズの追悼式で、ノラ・ジョーンズが歌ったのが「Forever Young」でした。ジョブズ氏に捧げる曲でこれ以上ふさわしいものはないように思います。エモーショナルな歌声が心にしみます。良かったら聴いてみてくださいね。
今日もラブ&ピースな一日を♥
Love, まっこリ〜ナ
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