今日のカフェボンボンの本棚は、『感じるからだ』。
からだの緊張をほぐし「感じるからだ」を取り戻す方法とは? 自分のからだが嫌いだったというエッセイストの光野桃が、自身の体験をふまえつづった新刊文庫。読後はみずみずしい感覚に満たされます。
『感じるからだ』
著者:光野桃
出版社:大和書房
自分のからだに触れてみる。曲線を描くようなリズムで。まっすぐに立ってみる。骨盤と仙骨を意識して。からだをゆるめてみる。つぼみが花開くように。
「色っぽいからだとはよく動くからだ」なのだという。骨盤の輝くようなエネルギー、しなう足指の官能、見返るくびれの柔らかさ。なめらかに動くからだの美しいイメージが喚起され、からだと心が内側から息づいていく。
目覚めるからだの「朝時間」は、深く息を吐く。
からだがゆっくりとひらいていきます。
*光野桃さんの心とからだを癒す本、こちらもどうぞ。
『森へいく日』…日本の森を案内するエッセイ。
Love, まっこリ〜ナ
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