写真に撮りたくなる朝ごはん！元気と美肌をつくる「シンプル朝ジュース」のすすめ

よく聞きますよね、「美容と健康のために、朝は○○を食べよう！」なんてお話。でも、おいしいのはもちろん、時間のない朝でも手軽に準備できないとなかなか毎朝の習慣にはしづらいものです。そしてもうひとつ、写真に撮って毎日SNSにアップしたくなるようなちょっとお洒落な雰囲気づくり、これもけっこう大切です。

そこで今回は、カクテル＆ジュースコーディネーターのKae（カエ）さんに、おいしくて、体も喜んでくれて、そしてルックスも◎の「美肌をつくる朝ジュース」のお話をうかがいました。とくにこれからの季節は、ビタミンカラーの「みかん」がおすすめなんだとか。

「知ってますか？朝フルーツがからだにいい理由」

Kae（カエ）さん：「朝のフルーツは金、といわれるように、朝起きて食べるフルーツは私たちにうれしい効果をたくさんもたらしてくれます。まずはその理由から少しお勉強。
朝は、体内の不要な老廃物を体外に排出しようと体が働くとき。そこでお通じを助けるために、朝にフルーツを摂ることをオススメします。フルーツは、消化と吸収のスピードが早いので体の機能に負担をかけません。また、食物繊維も含んでいるので、腸内環境を整え、心地よいお通じをサポートします。
さらに、フルーツに含まれる果糖やブドウ糖はエネルギーに変換されやすい糖分といわれ、朝食で摂れば、脳や体をシャキッと目覚めさせ、体を元気にしてくれます。また睡眠中は多くの汗をかきますので、朝のフルーツは水分補給にもぴったり。とくに柑橘類など、ビタミンCをたっぷり含むフルーツは美肌作りや疲労回復、ストレス解消にも役立ちます。

これからの季節なら、おすすめは旬をむかえる、みかん。体脂肪を分解し脂肪燃焼効果を高めるシネフリンなどの栄養素も含んでいるんです」。

風邪予防に！ためしてみたい朝ジュースレシピ「柚子みかん」

Kae（カエ）さん：「スムージーが大流行したこともあって、手作りドリンクを毎朝の習慣にしているという人、多いですよね。今回は、秋冬がいちばん美味しいフルーツ、柑橘類のみかんと柚子を使った『柚子みかん』のレシピをご紹介します。

甘くてジューシーなみかんに香り高い柚子を合わせれば、すっきりさわやか、香り立つみかんジュースになるんです。柚子とみかんの栄養といえばビタミンCが有名ですが、体の抵抗力を高めるビタミンAなども多く含まれ、風邪予防に最適！

また、残ったみかんの皮はガーゼに包んでお風呂に入れたり、天日干しにしてお茶に入れるなど、皮から果肉まで使えて経済的。色と香りで元気になれる柚子みかんジュース、おすすめです！」

柚子みかん

■材料（1人分）

温州みかん 2個（160g）

柚子 1/4個

水 50ml（※濃いジュ－スにしたい場合は水なしでもOK）

■作り方

みかんは外皮をむき、房に分ける。
1と水をミキサーに入れ、さらっとした液状になるまで攪拌し、器に注ぐ。柚子の果汁を絞って軽く混ぜる。

「宝石のようにキラキラ光るみかんにびっくり！」

Kae（カエ）さん：「私が先日いただいたのが、和歌山の『早生みかん』。届いた小箱を家族でワクワクしながら開けると、その中には宝石のようにキラキラ光るみかんがぎっしり！小ぶりながらずっしりとした重さと、弾けるような弾力。子どもも両手に持って大喜びでした。さっそく皮をむいて食べてみると、爽やかな香りとジューシーな果汁が口いっぱいに広がって…。ほどよい酸味と甘さが絶妙で、いくつでもパクパク食べられる飽きのこない美味しさ。さすがに生産量全国1位のおいしさですね！」。

【Kae（カエ）さん】
カクテル＆ジュースコーディネーター。心にも体にも美味しい美容レシピならオマカセ。
ブログ：『KAE’S美容レシピ』

生産量全国1位！和歌山のおいしいみかんは「プレミア和歌山」で

ビタミンやカリウム、β‐カロテンも豊富でアンチエイジングフルーツとして注目のみかん。最近では、発ガン抑制効果があるといわれている「β-クリプトキサンチン」が含まれているという研究データも報告されているのをご存じですか。
果樹王国の和歌山県は古くからみかんの産地としても有名で、その生産量は堂々の日本一！温暖な気候と水はけの良い傾斜地を生かして育てられた和歌山のみかんは、甘味が強くてとってもジューシーなんです。

そんな和歌山のみかんには、「木熟みかん」「サンレディー」「有田みかん」などの名作がずらり。そしてフルーツ以外にもお肉にお魚、お酒、スイーツ…とおいしいものがたくさんあるんです。