中央線の荻窪駅北口から、青梅街道を阿佐ヶ谷方面(右)に3分ほど歩いたところに、吟遊詩人はあります。
実は、荻窪から西荻窪にかけてはパン屋さん激戦区と言われていて、非常にパン屋さんが多いんですね。他の激戦区と言われているエリアもそうですが、近くにパン屋さんが多いとどんなことが起こるか?!お互いしのぎを削るので、どのパン屋さんで食べても美味しいという現象が起こるという(笑)こちらの吟遊詩人も例に違わず。
もともと中央線沿線の街には、製菓製パン工場があったり、製菓学校などがありパンと繋がりの強い町。そんな中央線沿線である荻窪に吟遊詩人というパン屋さんをオープンして、来年の3月で10周年になるのだそう。
パンのラインナップ的には、バゲットをはじめ、食事にあいそうなシンプルなパンも、小ぶりなデニッシュなどのお菓子パンも充実していて、どれにしようか迷ってしまいます。
【自家製カスタードのデニッシュ】
デニッシュ生地にたっぷりのカスタードクリームを絞り、ローストアーモンドでトッピング。さっくりしたデニッシュ生地に、甘すぎない大人テイストのカスタードがたっぷり。この日はデニッシュな気分でもなかったのですが、あまりの美味しそうな見た目に思わず購入(笑)これ、本当に美味しかったなー。
【国産小麦のパンドミ】
北海道産小麦、無糖練乳、無塩バター、さとうきび糖、しままあす、生イーストを使用。材料を見るだけでも、原料にこだわっているのが分かります。実際に食べてみた感想ですが、もっちりふんわりというよりは、さっくりな食感。練乳が入っているというほどの甘味は感じませんでしたが、噛みしめるごとに素材の旨みを感じる食パンでした。
【バゲット】
吟遊詩人の看板商品であるバゲットは、近くのレストランにも卸しているのだそう。個人的にはもう少しパンチのきいた、粉の味をダイレクトに感じるようなバゲットが好きですが、料理にあわせる、はたまた、毎日の食事のおともにと考えると、このくらいシンプルな方が良いのかもしれない、クラムもクラストもさっくりしたバゲットでした。
電話番号:03-5335-6362
営業時間:8:00~20:00 日曜営業
定休日:無休