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面白すぎ!「あまちゃん」脚本家・宮藤官九郎の青春小説

 

今日のカフェボンボンは、『きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)』
「あまちゃん」の脚本を書いたクドカンこと宮藤官九郎の青春小説です。

20140404

きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)
著者:宮藤官九郎
出版社:文藝春秋

このシュールなタイトルの意味って。

主人公は白鳥が名物の東北の小さな町にすむ高校生。バンカラな男子校に下駄を履いて通う「僕」の物語なのだ。そう、僕の生まれた町には白鳥がいる。「白鳥おじさん」までいるのだ。

1986年の春、僕が入学したのは超バンカラな伝統校。トレードマークは手ぬぐいと下駄。初めて下駄で自転車走行(これが大変)して登校した日、先輩たちのとんでもない洗礼が待っていた……。

悩める僕の話し相手は白鳥おじさん。たけし軍団入りの夢、女の子やバスケ部の話。おじさんはいつだって白鳥目線で答えてくれた。

クドカンの自伝的青春小説は男臭い。そしてめっぽう面白い。通勤途中に読むのもおすすめ! だってあっという間に時間が過ぎちゃうから。

以前ご紹介した宮藤官九郎とみうらじゅんの対談集、『どうして人はキスしたくなるんだろう?』もぜひ。

Love, まっこリ〜ナ

 

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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