今日のカフェボンボンは、レイ・ブラッドベリの『黒いカーニバル』。
幻想と恐怖に満ちた傑作短編集です。
『黒いカーニバル(新装版)』
著者:レイ・ブラッドベリ/訳:伊藤典夫
出版社:早川書房
ダーク・カーニバル。
夜の闇にテントをはためかせながら、カーニバルがやってきた。十月の風のように、黒いコウモリのように。
黒い観覧車がカーニバルの団長だけを乗せ、ぐるんぐるんと逆回りし始める。奇怪な光景を目にしたふたりの少年は……。
何度読んでもゾクッする「黒い観覧車」。秘密めいたカーニバルと夜の闇が、少年たちを魅きつけます。おとなたちは信じちゃくれないけど構わない。冒険好きで無垢な少年の本能は、恐怖の正体を知っているから。
偉大な幻想作家の魔法の手がつむぐ物語。怖くて美しいハロウィーンの夜に堪能して!
「青い壜」「時の子ら」「入れ墨の男」「みずうみ」など24編を収録。ハロウィーンカラーの表紙カバーもかっこいいです!
以前ご紹介した『ハロウィーンがやってきた』もおすすめです。
Love, まっこリ〜ナ