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『黒いカーニバル』をハロウィーンの夜に

 

BONBON120

今日のカフェボンボンは、レイ・ブラッドベリの『黒いカーニバル』
幻想と恐怖に満ちた傑作短編集です。


20131030

黒いカーニバル(新装版)
著者:レイ・ブラッドベリ/訳:伊藤典夫
出版社:早川書房

ダーク・カーニバル。

夜の闇にテントをはためかせながら、カーニバルがやってきた。十月の風のように、黒いコウモリのように。

黒い観覧車がカーニバルの団長だけを乗せ、ぐるんぐるんと逆回りし始める。奇怪な光景を目にしたふたりの少年は……。

何度読んでもゾクッする「黒い観覧車」。秘密めいたカーニバルと夜の闇が、少年たちを魅きつけます。おとなたちは信じちゃくれないけど構わない。冒険好きで無垢な少年の本能は、恐怖の正体を知っているから。

偉大な幻想作家の魔法の手がつむぐ物語。怖くて美しいハロウィーンの夜に堪能して!

「青い壜」「時の子ら」「入れ墨の男」「みずうみ」など24編を収録。ハロウィーンカラーの表紙カバーもかっこいいです!

以前ご紹介した『ハロウィーンがやってきた』もおすすめです。

Love, まっこリ〜ナ

 

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Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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