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日本のふるさとのおもちゃ

 

今日のカフェボンボンは、『ふるさと玩具図鑑』

日本全国に伝わる「郷土玩具」の本。有名な東北のこけしや会津の赤べこ、京都の伏見人形などをはじめ、日本各地の郷土色豊かな玩具や人形を幅広く紹介しています。

ふるさとに帰省された折に、郷土玩具に触れてみてはいかがでしょう。

20130812

ふるさと玩具図鑑
著者:井上重義
出版社:平凡社

凧やこま、張り子や手まりにでんでん太鼓。紙や木、土など身近な素材で作られた手作りのおもちゃには、子どもの健やかな成長を願う気持ちが込められています。

筆でちょんちょんと描かれた動物や人形の顔は、表情豊かでユーモラス。掌に乗せると、小さなお猿さんや犬が無心にこちらを見上げているようで愛らしく、いつまでも見飽きることがありません。

ふるさとの風土や暮らしが生んだ郷土玩具
ふるさとの風土や暮らしが生んだ郷土玩具

いまでは、時代の波に押されて消えてしまった玩具も多いそうです。私も少しずつ郷土玩具を集めていますが、「後継者がなく今の代で終わってしまう」という話を聞くと残念でなりません。これからも日本のふるさとの玩具が途絶えることのないよう願っています。

以前ご紹介したお守りと郷土玩具の本『日本のお守り』もおすすめです。

Love, まっこリ〜ナ

 

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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