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乙女必見のかんざし手帖

 

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今朝のカフェボンボンメニューは、『お楽しみ かんざし手帖』。和もの好きの方におすすめの、おしゃれなかんざしガイドです。


20120914

お楽しみ かんざし手帖
著者:菅原すみこ
出版社:河出書房新社

きれいなうなじを見せたまとめ髪、とても魅力的ですよね。おだんごにかんざしがちらりと見えたりしたら、また一段と色っぽくてドキッとします。

本書は、そんな乙女ごころをくすぐる愛らしいかんざしを、オールカラーで多数紹介。その種類や飾り方、おだんごヘアの作り方まで網羅した、丸ごとかんざしの本です。ひと口にかんざしと言っても、玉かんざし、平打ち、揺れものなど種類は色々。材質や大きさも本当に豊富です。

先が耳かき状になっているものも多いのですが、これにはちゃんと理由がありました。江戸時代の贅沢禁止の取り締まりの際、実用品であると言い逃れるためだったんですって。

上の写真は、アンティークの玉かんざし(左)と平打ちかんざしです。以前よく通っていた骨董店で、私が初めて買ったのがこのかんざしでした。アップにした髪にさすと、いつもと違う“古風な女”になったような新鮮な気持ちがします。

かんざしのモチーフを季節に取り入れるのも粋ですし、レトロな絵柄の薩摩ボタンのかんざしなどは、カジュアルな服装に合わせてもかわいいと思います。かんざしは秋のシックな装いにもぴったり。女っぷりが上がります!!

かんざしに「朝時間」があるとすれば、涼やかなとんぼ玉かんざしでしょうか。
透明感あふれる色模様が、朝露や朝顔、朝焼けを連想させます。

本のお供には、かんざしのおしゃれに似合うみつ豆をいかがですか?

Love, まっこリ〜ナ

 

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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