今日のカフェボンボンメニューのおすすめは、『月と暮らす。』。
人と月との関わりをより深く知ることができる本です。
月の満ち欠け、月にまつわる言葉、月と文化の関わりなどを詳しく紹介し、月の奥深さに迫ります。月のリズムを暮らしに取り入れてみませんか。
『月と暮らす。月を知り、月のリズムで』
著者:藤井旭
出版社:誠文堂新光社
古代より人間の暮らしとともにあった月。昔の人は、満ちては欠ける月の姿に情緒あふれる名前をつけて呼んでいました。十六夜(いざよい)、立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)……。
山の端の月や山月は、月の見える場所にちなんだ呼び名。名前からイメージがふくらみ、昔の人がお月さまをどれだけ大切にしていたかが伺えます。
月の風景の写真がとても美しく印象的です。月光に浮かび上がる桜、湖面に映る月の道、銀色の虹・ムーンボウなど、心奪われる写真がオールカラーで多数掲載されています。なかでも、宮沢賢治が愛した岩手の初秋の月夜が心に残ります。
お月さまの「朝時間」は、残月。
明け方まで残っている月のことで、朝行く月、名残の月とも呼ばれます。
2012年の「中秋の名月」は9月30日。今年はちょうど満月に当たります。煌々と輝く名月が見られるといいですね! 月の不思議に思いをはせつつ、今夜も月を見上げましょう。
Love, まっこリ〜ナ
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