年末が近づくと「ふるさと納税、まだやってない!」と焦る人も多いのではないでしょうか。
ふるさと納税は、1月から12月末日までの1年間で行った分が控除対象になります。つまり、12月31日までに寄付を完了すれば、来年の住民税が軽減されるか、今年の所得税が還付される仕組みです。
忙しい朝でも、3分チェックで行動できるようにポイントを整理しました。
ふるさと納税、年末でも間に合う!朝の3分でできる4ステップ

【1】控除上限額を確認
ふるさと納税には控除上限額があります。この金額を超えると自己負担が増えてしまうため、まずは目安を確認しましょう。
- 年収や家族構成によって上限額は異なる
- 総務省やポータルサイトで簡単にシミュレーション可能
- おおよそ支払っている住民税の2割が上限の目安
朝の3分で、スマホからシミュレーションをチェックしてみましょう。大まかな感覚をつかむだけでも十分です。
【2】年末までに寄付完了を優先
返礼品選びに目が行きがちですが、この時期は寄付の完了が最優先。年末は人気の返礼品が品切れになる可能性もあります。
迷うなら、米・肉・魚などの定番&生活必需品がおすすめです!

【3】ワンストップ特例制度を確認
確定申告をしない人は、ワンストップ特例制度を使えば、来年の住民税が自動的に軽減されます。
例:住んでいるのが横浜市、寄付先が札幌市の場合
札幌市にふるさと納税をして申請書を送ると、「この人は我が札幌市に納税してくれたから、住民税を軽減してね」と、横浜市に連絡がいく仕組みです。
ただし、このワンストップ特例には条件があります。
- 1年間で寄付先が5自治体以内であること
- 寄付時にワンストップ特例を希望し、用紙を取り寄せる
- 申請書は翌年1月10日必着。すぐに記入・投函をする
もし間に合わなかった場合は、確定申告でも控除が受けられます。
【4】寄付サイトを活用
ふるさと納税は、各種ポータルサイトから簡単に寄付できます。クレジットカード決済にも対応しているので、ネットショッピング感覚でスキマ時間に完了可能です。
主なふるさと納税サイト:
- 楽天ふるさと納税:ポイント還元は2025年9月で終了しましたが、返礼品や商品レビューの豊富さと、サイトの使いやすさが高評価
- ふるさとチョイス:自治体数が多く、比較しやすいのが特徴
- さとふる:操作がわかりやすく初心者におすすめ
ポイントやマイルの使い方に合わせてサイトを選ぶのもおすすめです。
まとめ
ふるさと納税は、やらなきゃ損!と思いつつ、忙しくて後回しにしがち。でも必要なステップはたったの3つです。
- 控除上限の目安を知る
- 年内に寄付を完了させる
- ワンストップ特例の申請を忘れずに
朝の3分チェックでも十分対応できます。「やっておけばよかった」と後悔しないよう、今日から動いてみましょう!


