手帳を開く時間がちょっと特別になると、毎日のスタートがぐっと楽しみになります。
今回は、書道家・カリグラファーの島野真希さんに教えてもらった、初心者さんでもサッと描けて、手帳をぱっと明るくしてくれる「手書きアイデア3選」をご紹介します。
どれも簡単な工夫で、日々の予定や思い出をかわいく記録できる方法ばかりです。
アイディア1:手書きフレームで日付や見出しを目立たせよう

手書きフレームは、日付や見出しをかわいく目立たせるだけでなく、空きスペースの有効活用にもぴったり。
方眼罫やドット罫の手帳を使えば、定規なしでも等間隔のきれいな線が描けます。
- 穂先の柔らかいブラッシュペンでリース状に描く
- マーカーで等間隔にラインを入れ、細いペンでチェック柄を追加
- 細いペンで□・△・○を重ねるだけでもかわいいフレームに
- 丸スタンプや手書きの丸で季節感やテーマを表現

フレームを活かしてハビットトラッカーや映画鑑賞の記録などを書き込むと、見返したときに楽しい思い出がよみがえります。
(参考:初めてでも簡単!手帳のワンポイントになる「手書きフレーム」のコツ♪)
アイディア2:ふつうのペン1本で華やかに!「Fauxカリグラフィー」

Fauxカリグラフィーとは、特別な道具を使わずにカリグラフィーのような強弱のある文字を書く手法のこと。
本格的に見えますが、ペン1本でできてしまうので、ぜひチャレンジしてみてほしいアイディアです。

モノラインペンで文字を書き、縦線を太く肉づけするだけで、強弱のあるおしゃれ文字が完成します。
また、アレンジもいろいろ。
- 黒地に白文字でメリハリを出す
- 細ペンでアルファベットや日記を書き込む
- 塗りつぶす面やボーダー柄で遊び、ページ全体を華やかに
少し練習したら、フォーマルな文字もカジュアルな文字も、手軽に楽しめます♪
文字だけでなく、周囲にイラストやドットを加えると、さらにかわいさアップです。
(参考:ふつうのペン1本でOK!手帳が華やかになる「おしゃれ文字」の書き方♪)
アイディア3:1日1マス日記でマンスリーページを彩ろう

「1日1マス日記」は、マンスリーページの1マスに1日のできごとや気分を文字やイラストで表現する手帳術です。
- その日の出来事や習慣を書き込む
- イラストや色ペンを使い、見返したときに楽しいページに
- 特に何もなかった日は、気分や感情を色で表現する
- 元気がない日も書くことで、ネガティブな気持ちを整理できる
毎日ちょこっと書くだけで、1か月分のページが宝物のように愛しくなります。
手軽に始められるので、日記が続かない人にもおすすめですよ。

いつもの予定も、ちょっとした工夫で「見るだけでワクワクするページ」に変わります♪
(参考:ちょこっと書くだけ!マンスリーページ活用「1日1マス日記」手帳術♪)

ひと手間で簡単!見た目もやる気もアップする「手帳の空きスペース」活用術4つ
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お気に入りのペンと紙さえあれば、毎日の手帳時間がもっと楽しく、もっと特別なものになります。
ぜひ朝のちょっとした時間に取り入れて、自分だけの手帳を作ってみてくださいね。

