おはようございます。美習慣コーチの長谷川千尋です。
気温の寒暖差が大きくなる秋。朝晩の冷え込みや日中の暑さで体調を崩す人も多い季節です。
実はこの時期は、気温差によって「睡眠が浅くなりやすい季節」とも言われています。ぐっすり眠れないと、翌朝の集中力や気分にも影響しますよね。
今日は、朝時間を心地よく迎えるための「睡眠の美習慣」をご紹介します。
1.湯船につかって体温を整える
シャワーだけで済ませず、38〜40℃のぬるめのお湯にゆっくり浸かりましょう。入浴は交感神経から副交感神経への切り替えを促し、自然な眠りをサポートします。就寝の1〜2時間前に入浴を終えると、体温がゆるやかに下がり、眠気が訪れやすくなります。
2.香りの力で心をほぐす

私のお気に入りは、イギリス発のフレグランスブランド「アシュレイ&バーウッド(ASHLEIGH & BURWOOD)」のフレグランスランプ。120年以上の歴史をもつ老舗で、植物由来100%の香りが部屋いっぱいに広がります。
火を使わずに香りを楽しめ、サブキャップを閉めれば香りを止めることもできるため、就寝前の短い時間だけ香りを灯すのにも最適です。世界に一つのオリジナルランプは、癒やしにもインテリアにもなり、心を整えてくれます。
3.スマホは寝室に持ち込まない

ついベッドでSNSや動画を見てしまう人も多いですが、スマホの光は睡眠ホルモンの分泌を妨げます。私は寝室にスマホを持ち込まないようにしています。
寝室には木製の小さな本棚を置いていて、寝る前のひととき、本を数ページ読むだけで心が穏やかに整います。週末はお布団を干して、太陽の香りに包まれて眠るのもおすすめ。心までリラックスできます。
質の高い睡眠があってこそ、充実した朝時間が訪れます。平日は忙しくて睡眠時間が短くなりがちな方も、休日は「遅く起きる」のではなく「早く寝る」ことで睡眠を補いましょう。平日と休日の起床時間の差を2時間以内にすると、体内時計のリズムが乱れにくくなります。それでも眠気が残るときは、15時までに20分程度の昼寝を取り入れるのも効果的です。
秋の夜長こそ、1日の終わりを丁寧にととのえるチャンス。体温・香り・環境を整えて眠りの質を高めることが、翌朝の「心地よいスタート」につながります。“よく眠り、よく目覚める”——それが、美しく生きるための大切な美習慣です。

